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「ボア (ロックバンド)」の版間の差分

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'''bôa'''(ボア)は[[イギリス]]の[[バンド (音楽)#ロックバンド|ロックバンド]]である。[[1993年]]に[[ドラマー]]の[[エド・ハーテン]]が中心となって結成された。代表作は「{{ill|Duvet(デューベイ)|en|Twilight (Bôa album)}}」。


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[[2007年]]3月現在、活動を休止している。


== 略歴 ==
== 略歴 ==
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[[1994年]]に、[[ロンドン・フォーラム]]で初のライブを行う。しかし同年の夏、エドは自身の学業に集中するために脱退し、新たなドラマーとして[[リー・サリヴァン]]が加入した。
[[1994年]]に、[[ロンドン・フォーラム]]で初のライブを行う。しかし同年の夏、エドは自身の学業に集中するために脱退し、新たなドラマーとして[[リー・サリヴァン]]が加入した。


ボアはイギリスの南へ渡ってライブなどをこなす傍ら、アルバムの録音を進めた。[[1996年]]には日本の[[ポリスター]]と契約を結び、ジャスミンとスティーブはデビューアルバムである「Race of a Thousand Camels」の宣伝のために、[[1998年]]に来日。なお、そのアルバムはロンドンで録音されたが、日本でのみ発売された。
ボアはイギリスの南へ渡ってライブなどをこなす傍ら、アルバムの録音を進めた。彼らは生産者ダレンアリソン([[:en:Darren Allison|Darren Allison]])とニール·ウォルシュと働いた。[[1996年]]には日本の[[ポリスター]]と契約を結び、ジャスミンとスティーブはデビューアルバムである「Race of a Thousand Camels」の宣伝のために、[[1998年]]に来日。なお、そのアルバムはロンドンで録音されたが、日本でのみ発売された。


1997年にシングル「Duvet」をリリース。これは日本のアニメである[[serial experiments lain]]のオープニングテーマに使用された。この作品によって、ボアの存在が広く知れ渡るようになり、[[2000年]]に開かれた[[オタコン]]のアニメコンベンションでライブコンサートを開くほどになった。
1997年にシングル「Duvet」をリリース。これは日本のアニメである[[serial experiments lain]]のオープニングテーマに使用された。この作品によって、ボアの存在が広く知れ渡るようになり、[[2000年]]に開かれた[[オタコン]]のアニメコンベンションでライブコンサートを開くほどになった。


[[2000年]]にベンは、彼の妻も参加しているバンド、[[モス]]に活動の重点を置くために脱退。その後、serial experiments lainの販売元である[[パイオニア]](現:[[ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン]])と契約した。同年、アニメコンベンションである[[オタコン]]でライブコンサートを開いた。
2000年にベンは、彼の妻も参加しているバンド、モスに活動の重点を置くために脱退。その後、serial experiments lainの販売元である[[パイオニア]](現:[[ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン]])と契約した。同年、アニメコンベンションであるオタコンでライブコンサートを開いた。


[[2001年]]にはアメリカでアルバム「Twilight」をリリース。日本でもボーナストラックを追加して発売された。それと同時期に、[[ロサンゼルス]]で初めてのミニツアーを兼ねてアルバムの宣伝を行った。しかし、この年にポールが自身の都合で脱退。
[[2001年]]にはアメリカでアルバム「Twilight」をリリース。日本でもボーナストラックを追加して発売された。それと同時期に、[[ロサンゼルス]]で初めてのミニツアーを兼ねてアルバムの宣伝を行った。しかし、この年にポールが自身の都合で脱退。
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[[2003年]]にはサードアルバム「Get There」の収録を始めたが、リリースされたのは[[2005年]]であった。同作は、公式サイトや[[iTunes Store]]で販売されている。
[[2003年]]にはサードアルバム「Get There」の収録を始めたが、リリースされたのは[[2005年]]であった。同作は、公式サイトや[[iTunes Store]]で販売されている。


[[2006年]][[4月]]に活動休止が宣言された。
[[2006年]]4月に活動休止が宣言された。


[[2009年]]11月現在、公式ページには「our website is currently under construction...」と掲載されている
[[2009年]]11月公式ページには「our website is currently under construction...」と掲載され

現在は公式ページが閉鎖されている。

[[2012年]]、[[東日本大震災]]の義援金を募るため、チャリティーサイト{{ill|JustGiving|en|JustGiving}}にページを開設した<ref>{{Cite web|url=http://www.justgiving.com/BOA-Music|title=BOA Music is fundraising for GlobalGiving|publisher=Justgiving|accessdate=2012-3-28}}</ref>。バンドとしての活動は活動休止から約6年振りである。

2017年1月5日、公式Facebookにて、かつてのメンバーであるポール・タレルの死去を発表した<ref>{{Cite web|url=https://www.facebook.com/BoAUK/posts/10154463780838645|title=We are very sorry to announce that Paul Turrell our keyboard player for many years passed away yesterday.|publisher=Facebook|accessdate=2017-2-3}}</ref>。

2018年7月7日、アニメ『serial experiments lain』の20周年を記念するファンイベントに合わせ、「Duvet」のセルフカバーを発表した<ref> https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=10156022766113645&id=52049773644&refsrc=https%3A%2F%2Fm.facebook.com%2FBoAUK%2Fvideos%2Fvb.52049773644%2F10156022766113645%2F&_rdr</ref>。


== メンバー ==
== メンバー ==
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*ベン・ヘンダーソン(ギター、サックス、パーカッション)
*ベン・ヘンダーソン(ギター、サックス、パーカッション)


=== 「Race of a Thousand Camles」と「Twilight」のサポートメンバー ===
=== 「Race of a Thousand Camels」と「Twilight」のサポートメンバー ===
*スー・ベーカー([[イオリン]])
*スー・ベーカー([[ヴァイオリン]])
*シュード・ゴネッラ<!-- Gonellaってゴネッラ? -->(イオリン)
*シュード・ゴネッラ<!-- Gonellaってゴネッラ? -->(ヴァイオリン)
*ケイト・ウィルズ([[ヴィオラ]])
*ケイト・ウィルズ([[ヴィオラ]])
*ハンナ・バーチ([[チェロ]])
*ハンナ・バーチ([[チェロ]])


== ディスコグラフィ ==
== ディスコグラフィ ==
*Duvet (1997年)
*[[デューベイ|Duvet]] (1997年)
*Race of a Thousand Camels (1998年)
*Race of a Thousand Camels (1998年)
*Tall Snake E.P. (1999年)
*Tall Snake E.P. (1999年)
*Twilight (2001年)
*Twilight (2001年)
*Get There (2005年)
*Get There (2005年)

== 脚注 ==
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== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
* [http://www.boaweb.co.uk/ 公式ウェブサイト]{{En icon}}
* [http://www.facebook.com/BoAUK 公式Facebook]{{En icon}}
* [https://www.boaukofficial.com/ 公式ウェブサイト]{{En icon}}
* [http://jasminerodgers.com/ ジャスミン・ロジャーズ]{{En icon}}
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* {{Twitter|jrodgersmusic|ジャスミン・ロジャーズ}}{{En icon}}
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* [http://www.paulturrell.com/ ポール・タレル]{{En icon}}
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* [http://www.bumpandthumper.com/ BumpandThumper]{{En icon}}
* [http://www.bumpandthumper.com/ BumpandThumper]{{En icon}}(閉鎖)

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2024年5月1日 (水) 17:31時点における最新版

bôa
出身地 イングランドの旗 イングランド ロンドン
ジャンル オルタナティヴ・ロック
インディーロック
活動期間 1993年 - 2006年
レーベル ポリスター
ジェネオン
公式サイト [1]
メンバー ジャスミン・ロジャーズ(ボーカルギター
スティーブ・ロジャーズ(ギター、ボーカル)
アレックス・ケアード(ベース
リー・サリヴァン(ドラムスキーボードパーカッション
旧メンバー ポール・タレル(キーボード、ギター、ストリングスアレンジメント、パーカッション)
ベン・ヘンダーソン(ギター、サックス、パーカッション)

bôa(ボア)は、イギリスロックバンドである。1993年ドラマーエド・ハーテンが中心となって結成された。代表作は「Duvet(デューベイ)英語版」。

2007年3月現在、活動を休止している。

略歴

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ボアは当初ファンクバンドで、ドラマーのエドがキーボードポール・タレルベーシストアレックス・ケアード、学友であるスティーブ・ロジャーズを招いて結成された。また、スティーブ・ロジャーズの妹であるジャスミン・ロジャーズは、当初「Fran」のコーラスの一部を歌うためだけに招かれたが、まもなくボーカルとして加入し、ベン・ヘンダーソンもサックスとして加入した。スティーブとジャスミンはポール・ロジャースと日本人の妻との間にもうけられた実子である。

1994年に、ロンドン・フォーラムで初のライブを行う。しかし同年の夏、エドは自身の学業に集中するために脱退し、新たなドラマーとしてリー・サリヴァンが加入した。

ボアはイギリスの南へ渡ってライブなどをこなす傍ら、アルバムの録音を進めた。彼らは生産者ダレンアリソン(Darren Allison)とニール·ウォルシュと働いた。1996年には日本のポリスターと契約を結び、ジャスミンとスティーブはデビューアルバムである「Race of a Thousand Camels」の宣伝のために、1998年に来日。なお、そのアルバムはロンドンで録音されたが、日本でのみ発売された。

1997年にシングル「Duvet」をリリース。これは日本のアニメである『serial experiments lain』のオープニングテーマに使用された。この作品によって、ボアの存在が広く知れ渡るようになり、2000年に開かれたオタコンのアニメコンベンションでライブコンサートを開くほどになった。

2000年にベンは、彼の妻も参加しているバンド、モスに活動の重点を置くために脱退。その後、『serial experiments lain』の販売元であるパイオニア(現:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン)と契約した。同年、アニメコンベンションであるオタコンでライブコンサートを開いた。

2001年にはアメリカでアルバム「Twilight」をリリース。日本でもボーナストラックを追加して発売された。それと同時期に、ロサンゼルスで初めてのミニツアーを兼ねてアルバムの宣伝を行った。しかし、この年にポールが自身の都合で脱退。

2003年にはサードアルバム「Get There」の収録を始めたが、リリースされたのは2005年であった。同作は、公式サイトやiTunes Storeで販売されている。

2006年4月に活動休止が宣言された。

2009年11月に公式ページには「our website is currently under construction...」と掲載された。

現在は公式ページが閉鎖されている。

2012年東日本大震災の義援金を募るため、チャリティーサイトJustGiving英語版にページを開設した[1]。バンドとしての活動は活動休止から約6年振りである。

2017年1月5日、公式Facebookにて、かつてのメンバーであるポール・タレルの死去を発表した[2]

2018年7月7日、アニメ『serial experiments lain』の20周年を記念するファンイベントに合わせ、「Duvet」のセルフカバーを発表した[3]

メンバー

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現メンバー

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  • ジャスミン・ロジャーズ(ボーカル、ギター)
  • スティーブ・ロジャーズ(ギター、ボーカル)
  • アレックス・ケアード(ベース)
  • リー・サリヴァン(ドラム、キーボード、パーカッション)

元メンバー

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  • ポール・タレル(キーボード、ギター、ストリングアレンジメント、パーカッション)
  • ベン・ヘンダーソン(ギター、サックス、パーカッション)

「Race of a Thousand Camels」と「Twilight」のサポートメンバー

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ディスコグラフィ

[編集]
  • Duvet (1997年)
  • Race of a Thousand Camels (1998年)
  • Tall Snake E.P. (1999年)
  • Twilight (2001年)
  • Get There (2005年)

脚注

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外部リンク

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