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「OMCカード」の版間の差分

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{{Otheruses|SMBCファイナンスサービス株式会社が発行するクレジットカード|法人としての旧株式会社オーエムシーカード|セディナ}}
{{Redirect|OMCカード|山梨交通OMCカード(バスOMCカード)|バスICカード (山梨交通)}}
'''OMCカード'''(オーエムシーカード)は、'''[[SMBCファイナンスサービス]]株式会社'''が発行する[[クレジットカード]]である。
{{基礎情報 会社
|社名 = 株式会社オーエムシーカード
|英文社名 = OMC Card, Inc.
|ロゴ =
|種類 = [[株式会社]]
|市場情報 = {{上場情報 | 東証1部 | 8258 | 1961年10月}}
|略称 = OMCカード
|国籍 = {{JPN}}
|郵便番号 = 108-8117
|本社所在地 = [[東京都]][[港区 (東京都)|港区]][[港南 (東京都港区)|港南]]二丁目16番4号
|電話番号 = 03-6714-7800 (代表)
|設立 = [[1950年]][[9月11日]](株式会社丸興)
|業種 = その他金融業
|統一金融機関コード =
|SWIFTコード =
|事業内容 = [[クレジットカード (日本)]]、[[保険]]その他
|代表者 = 舟橋裕道([[代表取締役]][[会長]]兼[[最高経営責任者]])<br />江幡真史(代表取締役[[社長]]兼[[最高執行責任者]])
|資本金 = 433億4300万円
|発行済株式総数=2億1368万2082株<br />(2008年5月23日現在)
|売上高 =
|営業利益=単体1500億07百万円<br />連結1516億02百万円<br />(2008年2月期)
|純利益=単体△237億44百万円<br />連結△225億38百万円<br />(2008年2月期)
|純資産=単体505億53百万円<br />連結505億7400万円<br />(2008年2月29日現在)
|総資産 =単体6149億24百万円<br />連結6168億44百万円<br />(2008年2月29日現在)
|従業員数 = 単体993名、連結1278名<br />(2008年2月29日現在)
|決算期 = 2月末
|主要株主 = 株式会社[[三井住友銀行]] 32.29%<br />株式会社[[ダイエー]] 20.60%<br />[[アコム]]株式会社 15.02%<br />(2008年[[2月28日]]現在)
|主要子会社 = [[#グループ会社]]参照
|関係する人物 =
|外部リンク = [http://www.omc-card.co.jp/ www.omc-card.co.jp]
|特記事項 = 2009年4月1日の合併によりセディナになる直前の会社概要
}}


== 概要 ==
'''株式会社オーエムシーカード'''([[英語|英称]]:OMC Card, Inc.)は、かつて存在した[[クレジットカード (日本)|日本のクレジットカード]]会社である。2009年[[4月1日]]に、株式会社[[セントラルファイナンス]]と株式会社[[クオーク (信販)|クオーク]]の2社と合併して、現在の商号は'''株式会社[[セディナ]]'''となっている。
旧・株式会社オーエムシーカード時代から発行されていたカードであり、その原点は[[1978年]]に[[ダイエー]]のハウスカードとして発行開始された「'''ダイエーメンバーズカード'''」である。[[1983年]]には「'''オレンジメンバーズカード'''」と改称され、頭文字を取った「OMC」('''O'''range '''M'''ember's '''C'''ard)が通称となっていた。国際カード化に先立つ[[1987年]]から「OMCカード」が正式名称となり現在に至る。


国際ブランドは特記がない限り[[Visa]]、[[マスターカード|MasterCard]]、[[ジェーシービー|JCB]]から選ぶことが出来る。ただし、一部のプロパーカードや提携カードではブランド選択肢が限られる(もしくは、特定ブランドしか選択出来ない)ことがある。一般カード・GOLDカード・プラチナカードには、[[ハローキティ]]デザインのタイプがある。
==概要==
スーパーマーケット大手のダイエー系のクレジットカード会社として発展してきた経緯から、[[クレディセゾン]]や[[イオンクレジットサービス]]と同じく「流通系クレジットカード会社」として分類される。ダイエーグループ店舗におけるOMCカード会員への優待制度などもある。


当初旧オーエムシーカードから継承した「OMCカード」は表面のロゴが「OMC」のみだったが、その後「Cedyna」も併記されるようになった。
2001年にダイエーグループであた[[ローソン]]が[[三菱商事]]傘下へ資本移動した事に伴い、ローソンカードの取扱を終了(→[[ローソンパス]]発行となる)。2002年に[[武富士]]が大株主として資本参画し社名をオーエムシーカードに変更した。積極的に提携先を増やしているが、同社のインターネットサイト上で公表されているものはごく一部である。また、武富士の資本参加後は[[リボルビング払い]]専用カード「Jiyuda!」の発行開始や、既存カードのキャッシング利用時のキャンペーンを実施するといった、利息・手数料収入の増大を目論む施策が図られた。<br>


[[2024年]][[4月]]の[[三井住友カード]]への合併後は、一部のカード(ハローキティデザインを含む)が名称とデザインを変更の上で更新および再発行され、[[ジェーシービー|JCB]]ブランドも継続されるが、新規発行の再開については未定。
2003年より、ダイエー店舗で実施していた仮カード即時発行(即発)のノウハウを活用し、[[アイワイ・カード・サービス]]が発行する「アイワイカード([[ジェーシービー|JCB]]/[[UFJカード|IY VISA]])」の[[イトーヨーカ堂]]系店頭での入会審査業務を受託する。2007年4月にプロセシング部門を[[プロセント]]として独立し、[[エポスカード]]が資本参画している。


== プロパーカード ==
流通系クレジットカード会社においては長らくカード発行枚数2位であったが、2008年現在は[[イオンクレジットサービス]]に次いで3位である。しかし、一人当たりのカードの利用率は業界1位である{{要出典|date=2010年8月}}。
;OMCカード→三井住友カード(OMC) ※2024年1月25日で新規申し込み終了
:OMCブランドのスタンダードカード。旅行傷害保険額は国内で最高1,000万円・海外で最高2,000万円、ショッピング保険(動産総合保険)最高50万円、カード紛失・盗難保険付帯。「OMCカード ハローキティ→三井住友カード(OMCハローキティ)」では国際ブランド毎にカラー・デザインが異なる(Visaは青基調、MasterCardは黄基調、JCBは緑基調)。年会費は1,100円(10%消費税込)であるが、前年度のカードショッピングの利用合計額が税込60万円以上の場合は翌年度の年会費が無料となる。
;OMC GOLDカード→三井住友カード ゴールド(OMC) ※2024年1月25日で新規申し込み終了
:[[ゴールドカード]]のサービスを提供するOMCブランド最上位のカード。旅行傷害保険額は国内・海外ともに最高5,000万円、ショッピング保険(動産総合保険)最高100万円、カード紛失・盗難保険付帯。さらに、ネットセキュリティサービス(第三者による不正利用が認められた場合に補償)も付帯し、365日24時間対応の会員専用ロードサービスや空港ラウンジサービス(サービス内容はVisa/MasterCardとJCBで一部異なる)も受けられる。年会費6,600円(10%消費税込)。
;地球にやさしいカード(旧名称:OMCエコロジーカード)
:発行開始年は1991年から。このカードは、ショッピング利用額の0.5%相当額をSMBCファイナンスサービスが(カード会員の負担なしに)緑の自由防衛基金を通じて保護・研究団体へ寄付される。国際ブランドはVisaのみ。カードの種類はテーマごとに12種類を設定している。1991年の発行開始から2021までの30年間で寄付金総額が約7億8598万円に達しており、他社の寄付金付カードの寄付金をはるかに上回っている。年会費は1,375円(10%消費税込)で、通常のOMCカードよりも275円(10%消費税込)増額されている。
;セディナカードクラシック(OMC)→三井住友カード(FSクラシック)※2023年9月25日で新規申し込み終了
:一般向けの新規発行開始は2013年4月から。セディナブランドのスタンダードカードであるが、「セディナカード」とは異なり、国内最高1,000万円・海外最高2,000万円の旅行傷害保険が付帯となる。「OMCカード」同様に[[イオン (店舗ブランド)|イオン]]・ダイエーでのわくわくポイント3倍の対象カードとなっており、カード券面にはCedynaとOMCのロゴが併記されている。年会費1,100円(10%消費税込)。
:一般向け発行開始以前から提携を解消したカードの代替カードとして発行されており、こちらはOMCカード扱いのものは別にCFカード扱いのものもあったが、旧CFカード扱いのものは2023年3月31日で取り扱いを終了した。
:CFカード扱いのものは表面にOMCのロゴがなく「CF」の文字が入り、イオン・ダイエーでのわくわくポイント3倍の対象外となるなどサービスが異なっていた。
;セディナカードファースト→三井住友カード(ファースト) ※2023年9月25日で新規申し込み終了
:発行開始は2013年4月から。付帯保険や特典内容は「セディナカードクラシック」に準じるが、入会年齢を25歳までとしたエントリーカードで、年会費が初年度無料、次年度以降は1,100円(10%消費税込)であるが、前年度に1回でもカードショッピングの利用があった場合には無料となる。通常のカード券面のデザインは「セディナカードクラシック」と統一しているが、色を紺とすることで区別している。
;セディナカードJiyu!da!(旧名称:OMC Jiyu! da!カード) →三井住友カード(Jiyu!da!)※2024年1月25日で新規申し込み終了
:月々払い([[リボルビング]])をメインとするカード(1回払いの場合でも自動的に月々払いとなるので注意が必要)。カード利用額の範囲内で支払額の変更が可能なほか、余裕があるときには任意額をインターネットや銀行ATMなどで支払う「よゆう払い」も可能である。年会費永年無料(家族会員を含む)。2013年4月発行分から「セディナ」ブランドのカードとして名称が変更となった。
;セディナゴールドカード→三井住友カード ゴールド(FS) ※2024年1月25日で新規申し込み終了
:発行開始は2014年7月から。前述のOMC GOLDカードに準じたサービス内容である一方、海外旅行傷害保険が1億円に増額されるなどの違いがある。イオン・ダイエーでのわくわくポイント3倍の対象カードとなっており、カード裏面にはCedynaとOMCのロゴが併記されている。年会費6,600円(10%消費税込)。なお、若年層向けの低価格ゴールドカードである「セディナカードゴールド→三井住友カード(FSゴールド)」とは異なる。
;セディナプラチナカード→三井住友カード プラチナ(FS) ※2024年1月25日で新規申し込み終了
:発行開始は2014年9月から。SMBCファイナンスサービスが発行するカードで最高級レベルのサービスが受けられる[[プラチナカード]]で、旅行傷害保険額は国内・海外ともに最高1億円、ショッピング保険(動産総合保険)最高500万円、カード紛失・盗難保険付帯。コンシェルジュサービス、プライオリティ・パス、グルメやホテルの優待サービスといったプラチナカード限定のサービスが用意されているほか、空港ラウンジサービスはカード会員に加えて同伴者1名も無料となる。「セディナゴールドカード」同様、イオン・ダイエーでのわくわくポイント3倍の対象カードとなっており、カード裏面にCedynaとOMCロゴが併記されている。年会費33,000円(10%消費税込)。国際ブランドはVisaとJCBの2種類。


== 提携カード ==
ダイエーの経営再建に関連し、ダイエーの有利子負債の圧縮のため、他のクレジットカード会社等へ売却されるのではないかという憶測が広がっていた<!--。2007年[[3月9日]]には他社への売却が報道された。4月に第一次入札を行い、2社に絞り込まれた。最終入札後に、5月~6月に売却先を決定する。-->中、2007年7月に[[三井住友フィナンシャルグループ]]との提携が発表され、ダイエーの保有していたオーエムシーカード株が三井住友銀行に売却された結果、2008年2月にダイエーは親会社ではなくなった(三井住友銀行、三井住友フィナンシャルグループ、ダイエーの3社において、当社は持分法適用関連会社となっている)。
本節では、カード券面に「OMC」ロゴが表記されており、2022年8月時点で新規申込受付を行っている提携カードを述べる。「Cedyna」ロゴ仕様の提携カードについては、[[セディナ#発行クレジットカード]]を参照。


;miberryカード
コンピュータにより不正利用を検知するシステム(ファルコン)を他社に先駆けて2001年に導入するなど、不正利用対策に積極的なクレジットカード会社とされている。
:[[日本旅行]]のグループ会社である日本旅行リテイリングとの提携カード。年会費は1,650円(10%消費税込)。国際ブランドはVisaのみだが、カードデザインがアクティブレッド、クリアブルー、ライトオレンジの3色が設定されている。

;LEncoreカード
==沿革==
:[[ローソンエンタテインメント]]との提携カードで、[[ローソンチケット]]にて初回登録を済ませることでLEncore会員の特典を受けることが可能。年会費は1,650円(10%消費税込)。国際ブランドはVisaとJCBの2種類。
*[[1950年]]9月 - 株式会社丸興<ref>丸興は東京・亀戸発祥の月賦販売を中心とした[[百貨店]]。中野の[[丸井]]、渋谷の[[緑屋]]と並び割賦三大百貨店と呼ばれた。なお、亀戸の旧本店は現在[[ドン・キホーテ (企業)|ドン・キホーテ]]になっている。</ref>設立。
;ニシザワカード
*[[1961年]]10月 - [[東京証券取引所]]市場第2部上場。
:[[ニシザワ (スーパーマーケット)|ニシザワ]]との提携カード。年会費は1,100円(10%消費税込)だが、前年度のカードショッピングの利用合計額が税込5万円以上の場合は翌年度の年会費が無料となる。国際ブランドはJCBのみ。
*[[1970年]]7月 - 東京証券取引所市場第1部上場。
;アトムカード
*[[1975年]]8月 - [[朝日クレジット]]株式会社を設立。
:[[手塚プロダクション]]との提携による[[鉄腕アトム]]デザインの社会貢献型カード。カードショッピングの利用金額の0.3%相当額をSMBCファイナンスサービスが負担する形で(カード会員への負担なしで)寄付される。寄付先については固定をせず、両社の代表者で構成される「アトムカード委員会」にて子供達の夢を叶える活動や子供達を救う活動に合致する団体が毎年選定されている。年会費は初年度無料で次年度以降は1,100円(10%消費税込)。国際ブランドはMasterCardのみ。
*[[1978年]]5月 - ダイエーメンバーズカードを発行。
;ありがとうカード
*[[1981年]]8月 - [[きのはな事業部]](呉服の販売)を設立。
:[[今治デパート]]との提携カード。年会費は初年度無料、次年度以降は1,100円(10%消費税込)だが、前年度のカードショッピングの利用合計額が税込3万円以上の場合は無料となる。イオン・ダイエーでのわくわくポイント3倍の対象外となる。
*[[1983年]]2月 - 株式会社丸興と株式会社ダイエーが資本業務提携。
;OSAKAメセナカード
*1983年5月 - ダイエーメンバーズカードをオレンジメンバーズカードと改称。
:[[大阪府]]との提携による社会貢献型カード。カードショッピングの利用金額の0.3%相当額をSMBCファイナンスサービスが負担する形で(カード会員への負担なしで)大阪府文化振興基金へ寄付される。年会費は初年度無料、次年度以降は1,100円(10%消費税込)だが、前年度のカードショッピングの利用合計額が税込3万円以上の場合は無料となる。カードデザインは国際ブランド毎に異なる。
*[[1984年]]7月 - 株式会社丸興が、朝日クレジット株式会社を合併。
;慶應OMCカード
*[[1986年]]7月 - きのはな事業部を分社化し、株式会社[[きのはな]]を創立。
:[[慶應義塾大学]]及び慶應学術事業会との提携カード。同大学の関係者のみ申込可能で、現役学生を対象とした慶應義塾生活協同組合の組合員証との一体型カードとなる(塾生)と、短期大学を含む卒業生・教職員・現役学生の両親や祖父母を対象とした(塾員)の2種類がある(なお、(塾生)は大学卒業に合わせて(塾員)へ切り替わる)。(塾生)は在学中は年会費無料で、イオン・ダイエーでのわくわくポイント3倍の対象カードであるが、日本国内でのカードキャッシングは原則利用不可となり、大学内の生協食堂・購買部・[[書道]]部で少額対応のクレジット払いをメインとしている(海外でのカードキャッシングの利用ついては、渡航前に「アンサーセンター」へ連絡し、所定の手続きを行い、一定の審査を通過することで可能となる)。(塾員)は日本国内でのカードキャッシングが利用可能になるなどサービスが拡充されるが、年会費1,100円(10%消費税込)がかかる。(塾生)・(塾員)ともに国際ブランドはMasterCardとJCBの2種類で、JCBはハローキティデザインとなる。
*[[1987年]]5月 - オレンジメンバーズカードをOMCカードと改称。
;慶應OMCGOLDカード
*1987年9月 - 株式会社丸興が、株式会社ダイエーファイナンスに商号(社名)変更。同時に(株)丸興デンキランドを設立し家電販売部門を分社化。
:「慶應OMCカード(塾員)」のゴールドカード仕様で、申し込み対象者は「慶應OMCカード(塾員)」に準じる。年会費は6,600円(10%消費税込)で、国際ブランドはJCBのみ。ハローキティデザインとなる。
*[[1989年]]12月 - ダイエーファイナンス、[[イトマン事件]]の[[伊藤寿永光]]を代表とするゴルフ場開発会社KBS開発に近畿放送(現[[京都放送]]・KBS京都 内紛と存続問題参照)の本社屋とすべての放送機器を担保に146億円の融資実行した事実が表面化、後にKBS組合員・一般市民を巻き込んだ社会問題に発展。
;[[長渕剛]]カード/長渕剛クラブカード
*[[1994年]]9月 - 株式会社ダイエーファイナンスが、[[リッカー]]株式会社<ref>リッカーは元来[[ミシン]]メーカー。割賦販売で急成長し、クレジットに関するノウハウは豊富だった。経営破綻したところをダイエー創業者の[[中内功]]が救済。</ref>、株式会社朝日トラベルエージェンシーを合併し、株式会社ダイエーファイナンスから株式会社ダイエーオーエムシーに商号(社名)変更。
:貯めたわくわくポイントをオリジナルグッズに交換できる特典が付与されるカード。「長渕剛カード」は年会費は初年度無料、次年度以降は1,100円(10%消費税込)。「長渕剛クラブカード」はオフィシャル[[ファンクラブ]]「長渕剛クラブ」の会員証との一体型となり、年会費の自動引落が行われる(年会費の自動引落は指定した金融機関から引き落とされる)。年会費は永年無料となる。いずれのカードも国際ブランドはMasterCardのみ。
*[[1997年]]9月 - 株式会社きのはなを株式会社[[宮栄]]に譲渡(現在はヤマノ・ホールディング・コーポレーショングループ)。
;BPセレクトカード
*[[2001年]]7月 - カード利用明細 13,000人分が流出。クレジットやキャッシングの利用者約26,000人に別の会員の利用状況が記載された請求書を発送、うち約13,000人に配達されていたことが判明。会員から「使った覚えのない請求が来た」などと問い合わせや苦情が同日、約1,000件も寄せられたことからミスが判明し、同社は請求書の回収に躍起となって乗り出した。
:万代シテイ [[ビルボードプレイス]]([[新潟県]]にある[[ファッションビル]])との提携カード。年会費は初年度無料、次年度以降は1,100円(10%消費税込)だが、前年度のカードショッピングの利用合計額が税込3万円以上の場合は無料となる。イオン・ダイエーでのわくわくポイント3倍の対象外となる。国際ブランドはVisaとMasterCardの2種類。
*[[2002年]][[3月1日]] - ダイレクトマーケティング商品部を分社化し、株式会社[[暮らしのデザイン]]を創立。
;フラレアカード
*2002年9月 - [[ローソン]]と[[中央三井信託銀行]]が、OMCカードの[[株式]]を[[武富士]]に売却。株式会社ダイエーオーエムシーから'''株式会社オーエムシーカード'''に商号(社名)変更。
:文踊社が発行するハワイアン・ビジュアルマガジン「フラレア」とのコラボレーションカード。「OMCカード」や「セディナカードクラシック」と同等レベルの保険額となる旅行傷害保険やショッピング保険(動産総合保険)、カード紛失・盗難保険が付帯する。年会費は1,100円(10%消費税込)。国際ブランドはVisaのみだが、カードデザインがピンク基調の「アウアナ」とブラウン基調の「カヒコ」の2種類が用意されている。
*[[2004年]][[3月1日]] - 子会社の株式会社暮らしのデザインの全株式を[[エディオン]]に譲渡。
;フラレアGOLDカード
*2004年4月 - 自動車教習所の斡旋事業を分社化し、カーライセンスOMCを設立。
:「フラレアカード(アウアナ)」のゴールドカード仕様。旅行傷害保険やショッピング保険(動産総合保険)の最高保険額が「OMC GOLDカード」と同等レベルに引き上げられ、旅行傷害保険額は国内・海外ともに最高5,000万円、ショッピング保険(動産総合保険)は最高100万円となり、ネットセキュリティサービスや会員専用ロードサービスが付帯される。年会費は6,600円(10%消費税込)で、国際ブランドはVisaのみ。
*2004年9月 - [[日本旅行]]の子会社・旧デイバックに出資し、[[合弁会社]]・株式会社日本旅行オーエムシートラベルを設立。併せてOMCの旅行業事業も移管。
*2004年12月 - 子会社のアールエフシーとリッカー販売を、ヤマノホールディングコーポレーションに売却。
*[[2005年]]7月 - 武富士が所有していたオーエムシーカード株を[[三菱UFJ証券|三菱証券]]に売却。三菱証券は翌8月に株を[[アコム]]へ売却。
**アコムの株式の取得に関しては、三菱証券が[[インサイダー|業務上知り得た情報]]でアコムの正式な買付決定前に[[自己勘定]]で取得し、その取得価格でアコムに転売して成功報酬を得ていたことが後に発覚。2007年1月29日付けで[[証券取引等監視委員会]]が[[証券取引法]]違反に接触するとして[[金融庁]]へ勧告し、金融庁は三菱UFJ証券に対して[[業務改善命令]]を発令した。
*[[2006年]]4月 - 金融庁が、子会社の「[[アルファオーエムシー]]」に対し業務停止命令(4月24日から5月18日までの25日間、債権回収をする管理センターの業務停止(弁済の受領などを除く))を出す。担当者3人が昨年11月、3日間にわたり合計6回、債務者の妻に電話をかけ、借金の一括返済などを迫ったことが貸金業規制法に違反する過剰な取り立て行為に当たると判断した為。
*2006年7月 - [[東京スター銀行]]と銀行ATM展開で提携。[[8月9日]]から[[ダイエー]]碑文谷店、Dマート草加店の2店舗に設置し、サービス開始。(8月中に50ケ所へ順次導入を進め、2006年12月末を目処に沖縄を除く全国に約400台あるCD機を同行ATM機へ置き換えられた。ただし、一部店舗ではATMへの切り替えを行わずに取扱終了かつ撤去される箇所が目立つ。)
*[[2007年]][[2月1日]] - アルファオーエムシーを吸収合併。銀行の[[キャッシュカード]]一体型カードとしては初となる、「[[楽天銀行|イーバンク]]カードOMC」の発行開始
*2007年[[7月27日]] - [[三井住友銀行]]による株式取得を機に、[[三井住友フィナンシャルグループ]]との戦略的提携を発表<ref>[http://www.omc-card.co.jp/company/news/2007/pdf/0727.pdf OMCカードと三井住友フィナンシャルグループとのクレジットカード事業における戦略的提携について]</ref>
*2008年[[10月1日]] - 三井住友フィナンシャルグループ傘下のクレジット事業の統合のため、[[三井住友カード]]、[[セントラルファイナンス]]、[[クオーク (信販)|クオーク]]との間で中間持株会社[[SMFGカード&クレジット]](SMFG完全子会社)を設立し、SMFGおよび三井住友銀行保有の各社株式を中間持株会社へ移転する。
*2009年[[4月1日]] - 存続会社をオーエムシーカードとして、セントラルファイナンスとクオークの2社を吸収合併(合併会社の本社は、セントラルファイナンス本社所在地に設置)したうえ、'''株式会社セディナ'''に改称。オーエムシーカードが存続会社のため、上場は維持。

==クレジットカード==
「OMC」とは「オレンジメンバーズカード」の略であり、[[1987年]]からこの名称を使用している([[商号]]を株式会社オーエムシーカードに変更したのは[[2002年]])。

国際ブランドは、[[ビザ|VISA]]、[[マスターカード|MasterCard]]又は[[ジェーシービー|JCB]]の各ブランドから選ぶ事が出来る。尚、VISAブランドの場合は、 [[VISA TOUCH]]<ref>[[2010年]][[8月31日]]をもってサービスが終了される事となっている。</ref> と[[QUICPay]]の両方に対応している<!--ので、他のブランドより利便性が高い(他のブランドはQUICPayのみ対応する)〔現在はVISAブランドの[[UCS]]カードでも両方に対応しているのでコメント化〕-->。一般カードとGOLDカードには、[[ハローキティ]]デザインのタイプがある。

セディナへの社名変更に伴い、2009年5月から既存のカードに加えてセディナカードの発行が開始される。

===主な種類===
*'''OMC GOLDカード''' - [[ゴールドカード]]のサービスを提供するOMCブランド最上位のカード。旅行傷害保険額最高5000万円。更に、365日24時間対応のロードサービス、メディカルサービスが受けられる。国際ブランドは、[[VISA]]、[[マスターカード|MasterCard]]、[[JCB]]から選択することができ、[[JCB]]を選択すると[[空港ラウンジ]]無料利用サービスが提供される。年会費6300円。
*'''OMCカード''' - 旅行傷害保険額は最高1000万円。年会費1050円。
*'''Jiyu! da!カード''' - 支払方法が毎月一定になるカード。年会費永年無料。
*'''OMCキャンパルカード''' - 学生向けカードで、在学中は年会費無料。
<!--
*'''OMC[[郵便貯金|郵貯]]カード''' - 2007年10月1日に[[日本郵政公社]]が[[郵政民営化|民営化]]。その為現時点では入会申込を一切行っていない。既存保有者のみ利用可能。-->
*'''地球にやさしいカード''' - 旧名称:OMCエコロジーカード。発行開始年は1991年から。このカードは一年間にショッピングで利用したカード総合計金額の0.5%をOMCカードから(カード会員の負担無)自分の選択したテーマのカード部門に寄付される。2009年2月28日現在、1991年の発行開始から2009年2月末まで数えて、総寄付金額5億5367万1,190円と18年間で寄付金をテーマ別団体に配分した。他社の寄付金付カードの寄付金をはるかに上回っている。但し有効会員数は2万1千780名とカード保有者は決して多くはない。その理由として、年会費が通常のOMCカードの税込1千50円に対し、262円増額されている事と、入会申込書関係を殆ど置いていない点に加えサービスセンター(現:アンサーセンター)等の積極的な会員募集をしていない為、有効会員数が伸び悩んでいる。やはり通常のOMCカードの募集に力を注いでいる事が原因。
*'''セディナカードゴールド''' - 発行開始は2009年5月から。[[ゴールドカード#低価格ゴールドカード|低価格ゴールドカード]]。旅行傷害保険額は国内・海外ともに最高2000万円。前述のOMC GOLDカード同様、国際ブランドを[[VISA]]、[[マスターカード|MasterCard]]、[[JCB]]から選択することができるが、OMC GOLDカードとは異なり、 国際ブランドを[[JCB]]にしても空港ラウンジ無料利用サービスは提供されない。年会費2000円。
*'''セディナカード''' - 発行開始は2009年5月から。利用明細をweb明細に限定(利用明細書の郵送は不可)し、旅行傷害保険サービスを提供しない(ショッピング保険(最高50万円まで)、盗難保険のみ提供)ことなどによってコストダウンを図り、年会費永年無料を実現した、スタンダードカード。[[ダイエー]]でのご優待デーの特典や[[ハートポイントサービス]]は、この「セディナカード」では受けられない。

===不正利用検知システム===
クレジットカードの利用に際しては悪意のある第三者による不正使用(紛失・盗難・または[[スキミング]]など)がつねに付いて回るものであるが、そういった不正な使用の多くではカードの本来の持ち主の通常の利用パターンと極端にかけ離れた使われ方がしばしば発生する。例えば、高価な商品を立て続けに購入・あるいは超高額の商品を突然購入する・高額の[[キャッシング]]が行なわれるなどのパターンがあるとされる。

こういった使用ケースであっても、その都度の利用額がその月の限度額以内であり・かつ盗難や紛失などの届け出が会員からされていなければ、店頭に設置してあるカード読取り機を通過し、またはカード裏面のサインパネル部分に記されたものと同じサインを提示された場合は、店舗側としてはカードを提示した人間をカード会員本人であると認定するほかないのが現状である。こうした不正使用を未然に食い止めるため、オーエムシーカードでは「'''ファルコン'''<SUP>TM</SUP>」という名称の'''不正利用検知システム'''を国内のカード業界で初めて導入した。

これはいわゆる[[人工知能]]を応用したもので、まずカード利用者の通常の利用パターンを学習し、次に店舗側から与信照会のあった商品の利用額や購入物品・購入店などの内容に関する分析を行ない、それが通常の利用パターンとどれだけ離れているかを0~999点の得点で表すシステムである。この点数が高いほど不正な利用である確率が高いと見なされ、店舗側には確認のための連絡が入り、本人確認が電話によってカード会社と直接行われる場合がある。不正利用検知に使われるアルゴリズムなどは部外者による悪用の恐れを避けるため、非公開とされている。

===CDサービス===
*同社のCD機では、下記の銀行キャッシュカードによる預金の引き出し(出金)も利用可能だった(但し、1万円以上1万円単位で最高5万円までの出金となり、出金額によっては出金手数料の額が異なる)が、2006年8月~12月にかけて、[[東京スター銀行]]との提携により、同社CD機を一部を除いて東京スター銀行ATM機へ順次置き換えられたため、同社CD機による郵便貯金以外の提携銀行キャッシュカードによる預金引き出しサービスについては2006年11月30日をもって終了した。

OMCカードのCDで利用可能だった金融機関名は以下の通り。
**[[三菱東京UFJ銀行]]の「旧UFJ店」口座(「旧東京三菱店」の口座のキャッシュカードでは利用できない)
**[[大垣共立銀行]]
**[[スルガ銀行]]
**[[みちのく銀行]]
**[[香川銀行]]
**[[郵便貯金]](こちらについては現在も継続)

==加盟する信用情報機関==
クレジットカードなどの信用審査を行う為に以下の[[信用情報#信用情報機関|信用情報機関]]に加盟する。

*[[信用情報#株式会社シー・アイ・シー|株式会社シー・アイ・シー]](CIC)
*[[日本信用情報機構|株式会社日本信用情報機構]](JICC)

==グループ会社==
2007年2月28日現在

===連結子会社===
*エムシーエス債権管理回収
*オーエムシーソリューション
*アクセス・ジェネラル
*エイペックス・モーゲージ
*協栄企画
*RTS
*ORE
*ブロックライン
*CLO
*アネックス・キャピタル
*エフバランス

===持分法適用関連会社===
*ネットウイング証券
*日本旅行オーエムシートラベル


==脚注==
==脚注==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
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*[[モバイル決済推進協議会]]
*[[モバイル決済推進協議会]]
*[[Edy]](非接触ICカード)
*[[Edy]](非接触ICカード)
*[[山本梓]](キャッシング専用カード「フォーライフ」の広告キャラクター)
*[[バスICカード (山梨交通)]]


== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
*[http://www.omc-card.co.jp/ 株式会社オーエムシーカード]
*[https://www.cedyna.co.jp/ セディナ]


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2024年7月11日 (木) 00:32時点における最新版

OMCカード(オーエムシーカード)は、SMBCファイナンスサービス株式会社が発行するクレジットカードである。

概要

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旧・株式会社オーエムシーカード時代から発行されていたカードであり、その原点は1978年ダイエーのハウスカードとして発行開始された「ダイエーメンバーズカード」である。1983年には「オレンジメンバーズカード」と改称され、頭文字を取った「OMC」(Orange Member's Card)が通称となっていた。国際カード化に先立つ1987年から「OMCカード」が正式名称となり現在に至る。

国際ブランドは特記がない限りVisaMasterCardJCBから選ぶことが出来る。ただし、一部のプロパーカードや提携カードではブランド選択肢が限られる(もしくは、特定ブランドしか選択出来ない)ことがある。一般カード・GOLDカード・プラチナカードには、ハローキティデザインのタイプがある。

当初旧オーエムシーカードから継承した「OMCカード」は表面のロゴが「OMC」のみだったが、その後「Cedyna」も併記されるようになった。

2024年4月三井住友カードへの合併後は、一部のカード(ハローキティデザインを含む)が名称とデザインを変更の上で更新および再発行され、JCBブランドも継続されるが、新規発行の再開については未定。

プロパーカード

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OMCカード→三井住友カード(OMC) ※2024年1月25日で新規申し込み終了
OMCブランドのスタンダードカード。旅行傷害保険額は国内で最高1,000万円・海外で最高2,000万円、ショッピング保険(動産総合保険)最高50万円、カード紛失・盗難保険付帯。「OMCカード ハローキティ→三井住友カード(OMCハローキティ)」では国際ブランド毎にカラー・デザインが異なる(Visaは青基調、MasterCardは黄基調、JCBは緑基調)。年会費は1,100円(10%消費税込)であるが、前年度のカードショッピングの利用合計額が税込60万円以上の場合は翌年度の年会費が無料となる。
OMC GOLDカード→三井住友カード ゴールド(OMC) ※2024年1月25日で新規申し込み終了
ゴールドカードのサービスを提供するOMCブランド最上位のカード。旅行傷害保険額は国内・海外ともに最高5,000万円、ショッピング保険(動産総合保険)最高100万円、カード紛失・盗難保険付帯。さらに、ネットセキュリティサービス(第三者による不正利用が認められた場合に補償)も付帯し、365日24時間対応の会員専用ロードサービスや空港ラウンジサービス(サービス内容はVisa/MasterCardとJCBで一部異なる)も受けられる。年会費6,600円(10%消費税込)。
地球にやさしいカード(旧名称:OMCエコロジーカード)
発行開始年は1991年から。このカードは、ショッピング利用額の0.5%相当額をSMBCファイナンスサービスが(カード会員の負担なしに)緑の自由防衛基金を通じて保護・研究団体へ寄付される。国際ブランドはVisaのみ。カードの種類はテーマごとに12種類を設定している。1991年の発行開始から2021までの30年間で寄付金総額が約7億8598万円に達しており、他社の寄付金付カードの寄付金をはるかに上回っている。年会費は1,375円(10%消費税込)で、通常のOMCカードよりも275円(10%消費税込)増額されている。
セディナカードクラシック(OMC)→三井住友カード(FSクラシック)※2023年9月25日で新規申し込み終了
一般向けの新規発行開始は2013年4月から。セディナブランドのスタンダードカードであるが、「セディナカード」とは異なり、国内最高1,000万円・海外最高2,000万円の旅行傷害保険が付帯となる。「OMCカード」同様にイオン・ダイエーでのわくわくポイント3倍の対象カードとなっており、カード券面にはCedynaとOMCのロゴが併記されている。年会費1,100円(10%消費税込)。
一般向け発行開始以前から提携を解消したカードの代替カードとして発行されており、こちらはOMCカード扱いのものは別にCFカード扱いのものもあったが、旧CFカード扱いのものは2023年3月31日で取り扱いを終了した。
CFカード扱いのものは表面にOMCのロゴがなく「CF」の文字が入り、イオン・ダイエーでのわくわくポイント3倍の対象外となるなどサービスが異なっていた。
セディナカードファースト→三井住友カード(ファースト) ※2023年9月25日で新規申し込み終了
発行開始は2013年4月から。付帯保険や特典内容は「セディナカードクラシック」に準じるが、入会年齢を25歳までとしたエントリーカードで、年会費が初年度無料、次年度以降は1,100円(10%消費税込)であるが、前年度に1回でもカードショッピングの利用があった場合には無料となる。通常のカード券面のデザインは「セディナカードクラシック」と統一しているが、色を紺とすることで区別している。
セディナカードJiyu!da!(旧名称:OMC Jiyu! da!カード) →三井住友カード(Jiyu!da!)※2024年1月25日で新規申し込み終了
月々払い(リボルビング)をメインとするカード(1回払いの場合でも自動的に月々払いとなるので注意が必要)。カード利用額の範囲内で支払額の変更が可能なほか、余裕があるときには任意額をインターネットや銀行ATMなどで支払う「よゆう払い」も可能である。年会費永年無料(家族会員を含む)。2013年4月発行分から「セディナ」ブランドのカードとして名称が変更となった。
セディナゴールドカード→三井住友カード ゴールド(FS) ※2024年1月25日で新規申し込み終了
発行開始は2014年7月から。前述のOMC GOLDカードに準じたサービス内容である一方、海外旅行傷害保険が1億円に増額されるなどの違いがある。イオン・ダイエーでのわくわくポイント3倍の対象カードとなっており、カード裏面にはCedynaとOMCのロゴが併記されている。年会費6,600円(10%消費税込)。なお、若年層向けの低価格ゴールドカードである「セディナカードゴールド→三井住友カード(FSゴールド)」とは異なる。
セディナプラチナカード→三井住友カード プラチナ(FS) ※2024年1月25日で新規申し込み終了
発行開始は2014年9月から。SMBCファイナンスサービスが発行するカードで最高級レベルのサービスが受けられるプラチナカードで、旅行傷害保険額は国内・海外ともに最高1億円、ショッピング保険(動産総合保険)最高500万円、カード紛失・盗難保険付帯。コンシェルジュサービス、プライオリティ・パス、グルメやホテルの優待サービスといったプラチナカード限定のサービスが用意されているほか、空港ラウンジサービスはカード会員に加えて同伴者1名も無料となる。「セディナゴールドカード」同様、イオン・ダイエーでのわくわくポイント3倍の対象カードとなっており、カード裏面にCedynaとOMCロゴが併記されている。年会費33,000円(10%消費税込)。国際ブランドはVisaとJCBの2種類。

提携カード

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本節では、カード券面に「OMC」ロゴが表記されており、2022年8月時点で新規申込受付を行っている提携カードを述べる。「Cedyna」ロゴ仕様の提携カードについては、セディナ#発行クレジットカードを参照。

miberryカード
日本旅行のグループ会社である日本旅行リテイリングとの提携カード。年会費は1,650円(10%消費税込)。国際ブランドはVisaのみだが、カードデザインがアクティブレッド、クリアブルー、ライトオレンジの3色が設定されている。
LEncoreカード
ローソンエンタテインメントとの提携カードで、ローソンチケットにて初回登録を済ませることでLEncore会員の特典を受けることが可能。年会費は1,650円(10%消費税込)。国際ブランドはVisaとJCBの2種類。
ニシザワカード
ニシザワとの提携カード。年会費は1,100円(10%消費税込)だが、前年度のカードショッピングの利用合計額が税込5万円以上の場合は翌年度の年会費が無料となる。国際ブランドはJCBのみ。
アトムカード
手塚プロダクションとの提携による鉄腕アトムデザインの社会貢献型カード。カードショッピングの利用金額の0.3%相当額をSMBCファイナンスサービスが負担する形で(カード会員への負担なしで)寄付される。寄付先については固定をせず、両社の代表者で構成される「アトムカード委員会」にて子供達の夢を叶える活動や子供達を救う活動に合致する団体が毎年選定されている。年会費は初年度無料で次年度以降は1,100円(10%消費税込)。国際ブランドはMasterCardのみ。
ありがとうカード
今治デパートとの提携カード。年会費は初年度無料、次年度以降は1,100円(10%消費税込)だが、前年度のカードショッピングの利用合計額が税込3万円以上の場合は無料となる。イオン・ダイエーでのわくわくポイント3倍の対象外となる。
OSAKAメセナカード
大阪府との提携による社会貢献型カード。カードショッピングの利用金額の0.3%相当額をSMBCファイナンスサービスが負担する形で(カード会員への負担なしで)大阪府文化振興基金へ寄付される。年会費は初年度無料、次年度以降は1,100円(10%消費税込)だが、前年度のカードショッピングの利用合計額が税込3万円以上の場合は無料となる。カードデザインは国際ブランド毎に異なる。
慶應OMCカード
慶應義塾大学及び慶應学術事業会との提携カード。同大学の関係者のみ申込可能で、現役学生を対象とした慶應義塾生活協同組合の組合員証との一体型カードとなる(塾生)と、短期大学を含む卒業生・教職員・現役学生の両親や祖父母を対象とした(塾員)の2種類がある(なお、(塾生)は大学卒業に合わせて(塾員)へ切り替わる)。(塾生)は在学中は年会費無料で、イオン・ダイエーでのわくわくポイント3倍の対象カードであるが、日本国内でのカードキャッシングは原則利用不可となり、大学内の生協食堂・購買部・書道部で少額対応のクレジット払いをメインとしている(海外でのカードキャッシングの利用ついては、渡航前に「アンサーセンター」へ連絡し、所定の手続きを行い、一定の審査を通過することで可能となる)。(塾員)は日本国内でのカードキャッシングが利用可能になるなどサービスが拡充されるが、年会費1,100円(10%消費税込)がかかる。(塾生)・(塾員)ともに国際ブランドはMasterCardとJCBの2種類で、JCBはハローキティデザインとなる。
慶應OMCGOLDカード
「慶應OMCカード(塾員)」のゴールドカード仕様で、申し込み対象者は「慶應OMCカード(塾員)」に準じる。年会費は6,600円(10%消費税込)で、国際ブランドはJCBのみ。ハローキティデザインとなる。
長渕剛カード/長渕剛クラブカード
貯めたわくわくポイントをオリジナルグッズに交換できる特典が付与されるカード。「長渕剛カード」は年会費は初年度無料、次年度以降は1,100円(10%消費税込)。「長渕剛クラブカード」はオフィシャルファンクラブ「長渕剛クラブ」の会員証との一体型となり、年会費の自動引落が行われる(年会費の自動引落は指定した金融機関から引き落とされる)。年会費は永年無料となる。いずれのカードも国際ブランドはMasterCardのみ。
BPセレクトカード
万代シテイ ビルボードプレイス新潟県にあるファッションビル)との提携カード。年会費は初年度無料、次年度以降は1,100円(10%消費税込)だが、前年度のカードショッピングの利用合計額が税込3万円以上の場合は無料となる。イオン・ダイエーでのわくわくポイント3倍の対象外となる。国際ブランドはVisaとMasterCardの2種類。
フラレアカード
文踊社が発行するハワイアン・ビジュアルマガジン「フラレア」とのコラボレーションカード。「OMCカード」や「セディナカードクラシック」と同等レベルの保険額となる旅行傷害保険やショッピング保険(動産総合保険)、カード紛失・盗難保険が付帯する。年会費は1,100円(10%消費税込)。国際ブランドはVisaのみだが、カードデザインがピンク基調の「アウアナ」とブラウン基調の「カヒコ」の2種類が用意されている。
フラレアGOLDカード
「フラレアカード(アウアナ)」のゴールドカード仕様。旅行傷害保険やショッピング保険(動産総合保険)の最高保険額が「OMC GOLDカード」と同等レベルに引き上げられ、旅行傷害保険額は国内・海外ともに最高5,000万円、ショッピング保険(動産総合保険)は最高100万円となり、ネットセキュリティサービスや会員専用ロードサービスが付帯される。年会費は6,600円(10%消費税込)で、国際ブランドはVisaのみ。

脚注

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関連項目

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外部リンク

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