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== 人物 == |
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実家が[[調剤]][[薬局]]を営んでいたため幼少期から病や薬に身近に接していた。また動物好きだったこともあり[[アフリカ]]の野生動物にも興味を抱くようになる。その後、[[国際保健|国際保健学]]で名高い[[医師]]の[[アルベルト・シュヴァイツァー]]や[[野口英世]]が、[[アフリカ]]諸国などで[[感染症]]と闘ってきた歴史を知り、偉人たちと同じ道に進みたいと考えるようになった。 |
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[[大分県立大分上野丘高等学校]]を卒業<ref>{{Cite web|和書|title= 薬剤耐性菌対策は地域ぐるみで(賀来満夫 東北大学大学院 内科病態学講座 感染制御・検査診断学分野 教授)|date=2010-09-27|url=https://scienceportal.jst.go.jp/explore/highlight/20100927_01-2/|accessdate=2010-09-27|publisher= サイエンスポータル}}</ref>。多くの[[感染症]][[医師]]、[[微生物学|微生物学者]]を輩出している[[長崎大学]][[医学部]]を目指し入学した。学部卒業後は同大[[大学院]]へ進学、微生物学を専攻した。大学院修了後はアフリカに[[長崎大学熱帯医学研究所]] [[ケニア]]拠点<ref>{{Cite web|和書|title= ケニア拠点とは? – NUITM-KEMRI Project | date=2022-12-06|url=https://www.tm.nagasaki-u.ac.jp/nairobi/?page_id=42|accessdate=2022-12-06|publisher= 長崎大学熱帯医学研究所}}</ref>もあることから[[国際協力機構|JICA]]の専門家として渡阿、[[:en:Kenya Medical Research Institute|ケニア中央医学研究所]]で感染症研究などに取り組んだ。今日までに多くの功績を残し、現在も感染症学のエキスパートとして各方面で尽力している<ref>{{Cite web|和書|title= ACADEMIC STAFF INTERVIEW|date=2021-04-05|url=https://www.tohoku-mpu.ac.jp/tmpu/interview.php|accessdate=2021-04-05|publisher= 東北医科薬科大学}}</ref>。 |
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== 略歴 == |
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* [[1987年]] - [[長崎大学]][[医学部]] 第二内科学教室 |
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2024年7月26日 (金) 21:06時点における最新版
生誕 |
1953年11月12日(70歳)[1] 大分県 |
---|---|
研究分野 |
感染症学 感染制御学 臨床微生物学 |
研究機関 |
東北大学 東北医科薬科大学 |
出身校 | 長崎大学 |
主な業績 | 『感染制御ネットワークによる感染症予防関連知識の普及啓発』ほか |
主な受賞歴 | 平成30年度科学技術分野 文部科学大臣表彰科学技術賞[2](理解増進部門)(2018年)ほか |
プロジェクト:人物伝 |
賀来 満夫(かく みつお、Mitsuo KAKU)は、日本の医師、医学者。東北大学 名誉教授[3]。学位は医学博士(長崎大学・1986年)。
東京都参与[4]、東京感染症対策センター(東京iCDC) 所長[5]、東北医科薬科大学医学部 特任教授[6]などの要職も務めている。
人物
[編集]実家が調剤薬局を営んでいたため幼少期から病や薬に身近に接していた。また動物好きだったこともありアフリカの野生動物にも興味を抱くようになる。その後、国際保健学で名高い医師のアルベルト・シュヴァイツァーや野口英世が、アフリカ諸国などで感染症と闘ってきた歴史を知り、偉人たちと同じ道に進みたいと考えるようになった。
大分県立大分上野丘高等学校を卒業[7]。多くの感染症医師、微生物学者を輩出している長崎大学医学部を目指し入学した。学部卒業後は同大大学院へ進学、微生物学を専攻した。大学院修了後はアフリカに長崎大学熱帯医学研究所 ケニア拠点[8]もあることからJICAの専門家として渡阿、ケニア中央医学研究所で感染症研究などに取り組んだ。今日までに多くの功績を残し、現在も感染症学のエキスパートとして各方面で尽力している[9]。
略歴
[編集]- 1981年3月 - 長崎大学医学部医学科 卒業
- 1986年3月 - 長崎大学大学院医学研究科 臨床検査医学・臨床微生物学専修 修了、医学博士取得。同年4月、Kenya Medical Research Institute(KEMRI) 国際協力事業団 医療専門家
- 1987年 - 長崎大学医学部 第二内科学教室
- 1989年10月 - 自治医科大学 呼吸器内科学教室 講師
- 1990年4月 - 長崎大学医学部附属病院(現 長崎大学病院)検査部 講師
- 1995年7月 - 聖マリアンナ医科大学 微生物学教室 助教授
- 1999年3月 - 東北大学大学院医学系研究科 感染制御 検査診断学分野 教授
- 2005年 - 東北大学病院 感染制御リサーチセンター・センター長(兼任)
- 2015年 - 東北大学大学院医学系研究科 総合感染症学分野 教授。2019年3月、東北大学退官、東北大学名誉教授の称号を授与
- 2019年4月 - 現在、東北医科薬科大学医学部 感染症学教室 特任教授
- 2020年10月 - 現在、東京都参与、東京iCDC専門家ボード会議[10]
- 2021年7月 - 現在、一般財団法人ジャパンワンヘルスネットワーク財団 代表理事
ほかに日本野球機構・Jリーグ 新型コロナウイルス対策連絡会議 座長[11]なども務めた。
所属学会
[編集]など
脚注
[編集]- ^ “賀来満夫 略歴”. 東京都 (2022年6月30日). 2022年6月30日閲覧。
- ^ “平成30年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞 受賞者一覧”. 文部科学省 (2018年4月10日). 2018年4月10日閲覧。
- ^ “東北大学大学院 感染制御・検査診断学”. 東北大学大学院 (2021年4月29日). 2021年4月29日閲覧。
- ^ “東京都参与について”. 東京都政策企画局 (2023年10月12日). 2023年10月12日閲覧。
- ^ “東京iCDC所長の設置及び選任(3347報)”. 東京都 (2022年6月30日). 2022年6月30日閲覧。
- ^ “感染症学 研究室案内【医学部】東北医科薬科大学”. 東北医科薬科大学 (2021年4月29日). 2021年4月29日閲覧。
- ^ “薬剤耐性菌対策は地域ぐるみで(賀来満夫 東北大学大学院 内科病態学講座 感染制御・検査診断学分野 教授)”. サイエンスポータル (2010年9月27日). 2010年9月27日閲覧。
- ^ “ケニア拠点とは? – NUITM-KEMRI Project”. 長崎大学熱帯医学研究所 (2022年12月6日). 2022年12月6日閲覧。
- ^ “ACADEMIC STAFF INTERVIEW”. 東北医科薬科大学 (2021年4月5日). 2021年4月5日閲覧。
- ^ 東京都参与の選任に伴う辞令交付式
- ^ “「新型コロナウイルス対策連絡会議」の設立について”. 日本野球機構 (2020年3月2日). 2020年3月2日閲覧。
外部リンク
[編集]- 賀来満夫 - researchmap
- 賀来満夫 - KAKEN 科学研究費助成事業データベース
- 東北医科薬科大学 公式
- ケニア中央医学研究所 公式