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「フローレンス・ナイチンゲール記章」の版間の差分

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・国部 ヤスエ(1951)
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記章は[[銀]][[めっき]]された金属製のアーモンド型メダル。表面は燭を手にしたナイチンゲール像と「1820〜1910年フローレンス・ナイチンゲール女史記念」の文字があり、裏面には受章者名と、[[ラテン語]]で「博愛の功徳を顕揚し、これを永遠に世界に伝える」と刻まれる。


記章の授与手順は、世界各国の[[赤十字社]]が同社の委嘱した選考委員会に諮問し、[[赤十字国際委員会]]に候補者を推薦する。赤十字国際委員会は各国から集まった候補者について慎重な審議選考を行った上、'''隔年ごとに'''最大50名の者に授与する。授与式は「国の[[元首]]または赤十字総裁が記章の崇高な名誉にふさわしい厳粛な式を行って授与する」と規定されており、日本では、[[日本赤十字社]][[名誉総裁]]である[[皇后]]より授与される。「フローレンス・ナイチンゲール記章授与式」は、2019年が第47回<ref>{{cite news|url=https://digital.asahi.com/articles/ASM854TL1M85UTIL011.html?ref=tw_asahi |title=皇后雅子さま、ナイチンゲール記章授与式に出席 |date=2019-08-07 |author=長谷文 |accessdate=2019-08-07 |work=朝日新聞デジタル}}</ref>。
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== 主な日本人受章者 ==
== 主な日本人受章者 ==
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* [[戸村よしを]](1947年)
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* [[加藤きん]]([[1953]]
* 国部 ヤスエ(1951年)
* [[加藤きん (看護師)|加藤きん]]([[1953年]])
* [[山田タフ]](1953年)
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* [[谷本竹野]]([[1955年]])
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* [[山崎秀子]](1961年)
* [[山崎秀子]](1961年)
* [[安部八重]]([[1963年]])
* [[安部八重]]([[1963年]])
*内山喜久代(1965年)
* [[内山喜久代]](1965年)
* [[牧田きせ]]([[1965年]])
* [[牧田きせ]]([[1965年]])
* [[潮田きよ]](1965年)
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* [[小山シズ]]([[1969年]])
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* [[細川ふみこ]]([[1975年]])
* [[細川ふみこ]]([[1975年]])
*[[高瀬松子]]([[1975年]])
*[[高瀬松子]]([[1975年]]) 
*[[ 岡トヨ]]([[1975年]])
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* [[飯塚スヅ]]([[1979年]])
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* [[松浦京]]([[1989年]])
* [[松浦京]]([[1989年]])
* [[新井サダ]](1989年)
* [[新井サダ]](1989年)
* [[大森文子]](1991年)
* [[岩田ウタ]]([[1995年]])
* [[岩田ウタ]]([[1995年]])
* [[金城妙子]]([[1999年]])※保健婦としては初の受章
* [[石本茂]]([[2001年]])
* [[石本茂]]([[2001年]])
* [[徳永瑞子]]([[2005年]])
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* [[竹下喜久子]]([[2019年]])<ref>{{cite news |url=http://www.jrc.or.jp/press/190513_005717.html |title=第47回フローレンス・ナイチンゲール記章受章者発表。日本からは、竹下 喜久子さん・秋山 正子さんが受章 |date=2019-05-13|accessdate=2019-08-07 |work=日本赤十字社}}</ref>。
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* [[秋山正子]](2019年)
* [[秋山正子]](2019年)
*苫米地則子(2021年)
*藤田千代子(2021年)
*髙原美貴(2023年)
*草間朋子(2023年)
*今村節子(2023年)


== 脚注 ==
== 脚注 ==
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== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
* [http://www.jrc.or.jp/activity/nurse/nightingale/ ナイチンゲール記章について] - 日本赤十字社
* [http://www.jrc.or.jp/activity/nurse/nightingale/ ナイチンゲール記章について] - 日本赤十字社
* [https://redcross-nursing-history.jp/exhibition/nightingale.html ナイチンゲール記章 本学のフローレンス・ナイチンゲール記章に輝く人たち] 日本赤十字看護大学史料室

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2024年8月4日 (日) 14:28時点における最新版

フローレンス・ナイチンゲール記章
メダルの表側
赤十字国際委員会による賞
種別メダル
受章条件看護に功労のあった看護師及び応急手当において著しい貢献をした篤志看護補助者
状態運用中
説明月桂樹の輪に囲まれた赤十字から下げられた「1820〜1910年フローレンス・ナイチンゲール女史記念」の文字がある金メダル
受章表示略号FNM
歴史・統計
創設1912年
初授与1920年
総授与数1,580人
死後追贈者1人
受章者日本から115人

メダル上部のリボン

フローレンス・ナイチンゲール記章(Florence Nightingale Medal)とは、赤十字国際委員会が看護に功労のあった看護師及び応急手当において著しい貢献をした篤志看護補助者などを対象に授与される記章である。

概要

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フローレンス・ナイチンゲール記章は1907年の第8回、1912年の第9回赤十字国際会議の決議に基づいて制定された「フローレンス・ナイチンゲール基金」によって創設された表彰記章である。医療看護の分野で国際的な功績著しいフローレンス・ナイチンゲールの生誕100周年を記念して1920年に第1回の記章の授与がなされた。当初は女性のみを対象としていたが、第34回以降の授与では男性も受章対象者に含まれ、今日に至っている。

記章はめっきされた金属製のアーモンド型メダル。表面は燭を手にしたナイチンゲール像と「1820〜1910年フローレンス・ナイチンゲール女史記念」の文字があり、裏面には受章者名と、ラテン語で「博愛の功徳を顕揚し、これを永遠に世界に伝える」と刻まれる。

記章の授与手順は、世界各国の赤十字社が同社の委嘱した選考委員会に諮問し、赤十字国際委員会に候補者を推薦する。赤十字国際委員会は各国から集まった候補者について慎重な審議選考を行った上、隔年ごとに最大50名の者に授与する。授与式は「国の元首または赤十字総裁が記章の崇高な名誉にふさわしい厳粛な式を行って授与する」と規定されており、日本では、日本赤十字社名誉総裁である皇后より授与される。「フローレンス・ナイチンゲール記章授与式」は、2019年が第47回[1]

主な日本人受章者

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フローレンス・ナイチンゲール記章(下段向かって左)を着けた本間シゲ1931年

脚注

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関連項目

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外部リンク

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