「キアイア鋼索線」の版間の差分
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'''キアイア鋼索線'''、'''フニコラーレ・キアイア''' ('''funicolare di Chiaia''') は、[[ナポリ]]市の公共交通設備の一つで、[[ヴォーメロ]]の中心地区すなわち[[ヴァンヴィテッリ駅]]と、キアイア区のリヴィエーラ・ディ・キアイアの上の地区(すなわち[[ナポリ地下鉄2号線|linea 2]]の[[ナポリ・ピアッツァ・アメデーオ駅|ピアッツァ・アメデーオ駅]])とを繋ぐ。 |
'''キアイア鋼索線'''、'''フニコラーレ・キアイア''' ('''funicolare di Chiaia''') は、[[ナポリ]]市の公共交通設備の一つで、[[ヴォーメロ]]の中心地区すなわち[[ヴァンヴィテッリ駅]]と、キアイア区のリヴィエーラ・ディ・キアイアの上の地区(すなわち[[ナポリ地下鉄2号線|linea 2]]の[[ナポリ・ピアッツァ・アメデーオ駅|ピアッツァ・アメデーオ駅]])とを繋ぐ。 |
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19世紀の終わり[[1889年]]に建設され、ナポリに造られた最初の[[ケーブルカー]]であった。当初は蒸気で後の1900年代に電化された。その全長は500mで最大傾斜角度は29.18%である。起終点駅含めて4駅がある。現在はワイヤーロープによる中間地点複線の単線交走式。当初は、チェインによる複線交走式。そのためほぼ全線を占める[[隧道]]は複線用である。 |
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当初は蒸気で後の1900年代に電化された。その全長は500mで最大傾斜角度は29.18%である。起終点駅含めて4駅がある。現在はワイヤーロープによる中間地点複線の単線交走式。当初は、チェインによる複線交走式。そのためほぼ全線を占める[[隧道]]は複線用である。 |
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[[2003年]]、ケーブルカーは修復が完了し、安全基準が適合された。さらに各駅はリバティ様式に改装され、新たに輝きを取り戻した。 |
[[2003年]]、ケーブルカーは修復が完了し、安全基準が適合された。さらに各駅はリバティ様式に改装され、新たに輝きを取り戻した。 |
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==路線図== |
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[[Category:鋼索式鉄道]] |
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[[Category:ナポリの交通]] |
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2024年10月22日 (火) 12:26時点における最新版
キアイア鋼索線、フニコラーレ・キアイア (funicolare di Chiaia) は、ナポリ市の公共交通設備の一つで、ヴォーメロの中心地区すなわちヴァンヴィテッリ駅と、キアイア区のリヴィエーラ・ディ・キアイアの上の地区(すなわちlinea 2のピアッツァ・アメデーオ駅)とを繋ぐ。
19世紀の終わり1889年に建設され、ナポリに造られた最初のケーブルカーであった。当初は蒸気で後の1900年代に電化された。その全長は500mで最大傾斜角度は29.18%である。起終点駅含めて4駅がある。現在はワイヤーロープによる中間地点複線の単線交走式。当初は、チェインによる複線交走式。そのためほぼ全線を占める隧道は複線用である。
2003年、ケーブルカーは修復が完了し、安全基準が適合された。さらに各駅はリバティ様式に改装され、新たに輝きを取り戻した。
山上駅は地下鉄Linea 1 と構内で繋がっている。そのためケーブルカーを降りると地上に出ずに地下鉄に乗ることができる(その逆も)。麓の駅と地下鉄Linea 2のピアッツァ・アメデーオ駅との同様の接続は検討中である。上の駅を出て2つ目のパラッツォーロ=パルコ・マルコリーニ駅はフィリッポ・パリッツィ通り (Via Filippo Palizzi)にありジョアッキーノ・トーマ通り (Via Gioacchino Toma) にも行ける階段がある。さらに3つ目の駅はヴィットーリオ・エマヌエーレ通りにあり、最後の麓の駅はマルゲリータ公園 (Parco Margherita) にある。
駅 | 連絡 | 備考 |
---|---|---|
Via Cimarosa (チマローザ通り) |
linea 1、中央鋼索線 | 操業中 |
Palazzolo-Parco Marcolini (パラッツォーロ=マルコリーニ公園) |
操業中 | |
C.so Vittorio Emanuele (ヴィットーリオ・エマヌエーレ通り) |
操業中 | |
Via Regina Margherita (レジーナ・マルゲリータ通り) |
linea 2 | 操業中 |
路線図
[編集]Via Cimarosa | |||
Palazzolo-Parco Marcolini | |||
C.so Vittorio Emanuele | |||
Via Regina Margherita |