コンテンツにスキップ

「デボラ・ハリー」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
m Bot作業依頼#Cite webの和書引数追加
 
(6人の利用者による、間の10版が非表示)
1行目: 1行目:
{{Infobox Musician <!--Wikipedia:ウィキプロジェクト 音楽家を参照-->
{{Infobox Musician <!--Wikipedia:ウィキプロジェクト 音楽家を参照-->
| Name = デボラ・ハリー<br />Debbie Harry
| Name = デボラ・ハリー<br />Debbie Harry
| Img = Debbie Harry by David Shankbone.jpg
| Img = Debbie Harry, 1977.jpg
| Img_capt = 2008
| Img_capt = 1977
| Img_size = 220px
| Img_size = 200px
| Landscape = <!-- 画像の横幅が広く、高さが小さい場合に“yes”を記入 -->
| Landscape = <!-- 画像の横幅が広く、高さが小さい場合に“yes”を記入 -->
| Background = singer
| Background = singer
22行目: 22行目:
| Current_members =
| Current_members =
}}
}}
'''デボラ・ハリー'''(Deborah Harry、[[1945年]][[7月1日]] - )は、[[アメリカ合衆国]]出身女性[[ミュージシャン]]、[[シンガーソングライター]]、[[俳優|女優]]。
'''デボラ・ハリー'''(Deborah Harry、[[1945年]][[7月1日]]- )は、[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の[[歌手]]、[[シンガーソングライター]]、[[俳優|女優]]。


'''デビー・ハリー'''(Debbie Harry)の名でも知られ、同国の[[ロック (音楽)|ロック]]・[[バンド (音楽)|バンド]]である「[[ブロンディ (バンド)|ブロンディ]]」の[[ボーカル]]を務めている。<!-- [[マリリン・モンロー]]の如き-->[[ブロンド]]と赤い唇が特徴<ref>{{Cite web |url=https://news.walkerplus.com/article/137039/ |title=まさに美魔女!「ブロンディ」のデボラ・ハリー、72歳の美貌に絶賛の声! |publisher=ニュースウォーカー |date=2018-02-13 |accessdate=2018-09-27 }}</ref>。
'''デビー・ハリー'''(Debbie Harry)の名でも知られ、同国の[[ロック (音楽)|ロック]]・[[バンド (音楽)|バンド]]である「[[ブロンディ (バンド)|ブロンディ]]」の[[ボーカル]]を務めている。<!-- [[マリリン・モンロー]]の如き-->[[ブロンド]]と赤い唇が特徴<ref>{{Cite web|和書|url=https://moviewalker.jp/news/article/137039/ |title=まさに美魔女!「ブロンディ」のデボラ・ハリー、72歳の美貌に絶賛の声! |publisher=ニュースウォーカー |date=2018-02-13 |accessdate=2018-09-27 }}</ref>。


== 略歴 ==
== 略歴 ==
[[File:Blondie1977.jpg|thumb|240px|right|ブロンディ活動初期 (1977年)]]
[[File:Blondie (Debbie Harry) (12215548).jpg|thumb|180px|ブロンディ活動初期 (1977年)]]
フロリダ州マイアミに、アンジェラ・トリンブル(Angela Trimble)として生まれた{{sfn|Harry|2019|p=8}}。生後3か月で、ニュージャージー州ホーソーンに住むリチャード・ハリーとキャサリン・ハリー夫妻のもとへ養子に出された<ref>{{cite web |last=Kane |first=Pat |url=https://www.scotsman.com/lifestyle/culture/music/feeling-right-at-home-1-909181 |title=Feeling right at home |work=[[The Scotsman]] |date=July 16, 2007 |access-date=January 9, 2019}}</ref>。ハリー夫妻はみやげ屋を営んでおり、アンジェラの名前は「デボラ・アン・ハリー」となった。
[[フォーク・ミュージック|フォーク]]・グループ「ウインド・イン・ザ・ウィロウズ (THE WIND IN THE WILLOWS)」を経て、[[1970年代]]初頭に3人組のガールグループ「[[スティレットーズ]]」に参加。そのバックバンドのメンバーだった[[クリス・スタイン]]らとともに[[1974年]]、[[ブロンディ]]を結成。バンドは成功を収め、デボラ自身も自らの唇に保険がかけられるほどの人気を得る。バンドが成功を収めた後はソロ活動も活発化させる。5枚のソロ・アルバムを発表。また、[[俳優|女優]]としても活動している。[[1997年]]にはブロンディを再結成させた


1963年にホーソーン高校を卒業し<ref>{{cite web |last=Rohan |first=Virginia |url=http://www.northjersey.com/page.php?qstr=eXJpcnk3ZjczN2Y3dnFlZUVFeXkxOTMmZmdiZWw3Zjd2cWVlRUV5eTcxNTE5NDcmeXJpcnk3ZjcxN2Y3dnFlZUVFeXk3 |title=North Jersey-bred and talented too |work=[[:en:The Record (Bergen County)|The Record]] |date=June 18, 2007 |access-date=June 25, 2007 |quote=Debbie Harry: Class of 1963, Hawthorne High School}} {{Dead link|date=June 2011}}</ref>、1965年に同州ハケッツタウンにあるセンテナリー大学を卒業した<ref>{{cite web|url=http://alumni.centenarycollege.edu/NetCommunity/Page.aspx?pid=419&srcid=419 |title=Centenary College Honors Deborah Harry as a Distinguished Alumna |access-date=October 20, 2012 |url-status=dead |archive-url=https://web.archive.org/web/20120304120152/http://alumni.centenarycollege.edu/NetCommunity/Page.aspx?pid=419&srcid=419 |archive-date=March 4, 2012}}</ref>。1960年代後半にニューヨークに移住。BBCラジオに秘書として1年勤務。その後、ナイトクラブ「マクシズ・カンザス・シティ([[:en:Max's Kansas City|Max's Kansas City]])」でウェイトレスをしたり、[[ユニオンシティ (ニュージャージー州)|ユニオンシティ]]のディスコで[[ゴーゴーダンサー]]をしたり、プレイボーイの[[バニーガール]]をしたりして生計を立てた。
== 人物 ==

{{Sectstub}}
[[フォーク・ミュージック|フォーク]]・グループ「ウインド・イン・ザ・ウィロウズ ([[:en:The Wind in the Willows (band)|The Wind in the Willows]])」のバックシンガーを経て、1970年代初頭に3人組のガールグループ「[[スティレットーズ]]」に参加。そのバックバンドのメンバーだった[[クリス・スタイン]]らとともに1974年、[[ブロンディ (バンド)|ブロンディ]]を結成。バンドは成功を収め、デボラ自身も自らの唇に保険がかけられるほどの人気を得る。バンドが成功を収めた後はソロ活動も活発化させる。5枚のソロ・アルバムを発表。

1983年、デイヴィッド・クローネンバーグ監督の『[[ヴィデオドローム]]』に出演。以後、女優としての活動も並行して行う。1997年にはブロンディを再結成させた。


== ディスコグラフィ ==
== ディスコグラフィ ==
51行目: 54行目:


== 映画出演 ==
== 映画出演 ==
*『[[ヴィデオドローム]]』 - ''Videodrome'' ([[1982]]、[[カナダ]])
*『[[ヴィデオドローム]]』 - ''Videodrome'' (1983年、[[カナダ]])
*『[[ヘアスプレー]]』 - ''Hairspray'' ([[1987]][[アメリカ合衆国|アメリカ]]
*『[[ヘアスプレー (1988年の映画)|ヘアスプレー]]』 - ''Hairspray'' (1988年、アメリカ)
*『[[ニューヨーク・ストーリー]]』 - ''New York Stories'' ([[1989]]、アメリカ)
*『[[ニューヨーク・ストーリー]]』 - ''New York Stories'' (1989年、アメリカ)
*『[[フロム・ザ・ダークサイド#劇場版|フロム・ザ・ダークサイド 3つの闇の物語]]』 - ''Tales from the Darkside'' ([[1990]]、アメリカ)
*『[[フロム・ザ・ダークサイド#劇場版|フロム・ザ・ダークサイド 3つの闇の物語]]』 - ''Tales from the Darkside'' (1990年、アメリカ)
*『[[真夜中の殺人コール]]』 - ''Intimate Stranger'' ([[1991]]、アメリカ)
*『[[真夜中の殺人コール]]』 - ''Intimate Stranger'' (1991年、アメリカ)
*『[[ウイッグストック]]』 - ''Wigstock: The Movie'' ([[1995]]、アメリカ)
*『[[ウイッグストック]]』 - ''Wigstock: The Movie'' (1995年、アメリカ)
*『[[君に逢いたくて (映画)|君に逢いたくて]]』 - ''Heavy'' (1995年、アメリカ)
*『[[君に逢いたくて (映画)|君に逢いたくて]]』 - ''Heavy'' (1995年、アメリカ)
*『[[ハードコア・デイズ]]』 - ''The Fluffer'' ([[2001]]、アメリカ)
*『[[ハードコア・デイズ]]』 - ''The Fluffer'' (2001年、アメリカ)
*『[[デュースワイルド]]』 - ''Deuces Wild'' ([[2002]]、アメリカ)
*『[[デュースワイルド]]』 - ''Deuces Wild'' (2002年、アメリカ)
*『[[死ぬまでにしたい10のこと]]』 - ''My Life without Me'' ([[2003]]、アメリカ)
*『[[死ぬまでにしたい10のこと]]』 - ''My Life without Me'' (2003年、アメリカ)
*『[[エレジー (2008年の映画)|エレジー]]』 - ''Elegy''([[2008]]、アメリカ)
*『[[エレジー (2008年の映画)|エレジー]]』 - ''Elegy''(2008年、アメリカ)


== 脚注 ==
== 脚注 ==
{{Reflist}}
{{Reflist}}


== 関連項目 ==
== 参考文献 ==
*{{cite book|last=Harry|first=Debbie|year=2019|title=Face It: A Memoir|isbn=978-0-063-00957-8|publisher=Dey Street Books|location=New York}}
* [[ミック・ロック]]
*{{cite book |last1=Porter |first1=Dick |last2=Needs |first2=Kris |title=Blondie: Parallel Lives |publisher=Music Sales Group |year=2012 |isbn=978-0-857-12780-8 |url=https://books.google.com/books?id=tHT_AgAAQBAJ&pg=PT13}}


== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
79行目: 83行目:
{{singer-stub}}
{{singer-stub}}
{{Actor-stub}}
{{Actor-stub}}

{{Normdaten}}
{{Normdaten}}


{{DEFAULTSORT:はりい てほら}}
{{DEFAULTSORT:はりい てほら}}
[[Category:ブロンディ (バンド)]]
[[Category:アメリカ合衆国の女性ロック歌手]]
[[Category:アメリカ合衆国の女性ロック歌手]]
[[Category:アメリカ合衆国の女性ポップ歌手]]
[[Category:アメリカ合衆国の女性ポップ歌手]]

2023年10月21日 (土) 10:12時点における最新版

デボラ・ハリー
Debbie Harry
1977年
基本情報
出生名 デボラ・アン・ハリー(Deborah Ann Harry)
生誕 (1945-07-01) 1945年7月1日(79歳)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国フロリダ州マイアミ
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ニュージャージー州ホウソーン
ジャンル ロック
ポップス
パンク・ロック
ニュー・ウェイヴ
ダンスミュージック
職業 ミュージシャンヴォーカリストシンガーソングライター女優
担当楽器 ボーカルパーカッションタンバリンフィンガーシンバルクラリネット
活動期間 1968年 - 現在
レーベル クリサリス・レコード
ゲフィン・レコード
サイアー・レコード
Eleven Seven Music
共同作業者 ブロンディ
公式サイト Blondie.net

デボラ・ハリー(Deborah Harry、1945年7月1日- )は、アメリカ歌手シンガーソングライター女優

デビー・ハリー(Debbie Harry)の名でも知られ、同国のロックバンドである「ブロンディ」のボーカルを務めている。ブロンドと赤い唇が特徴[1]

略歴

[編集]
ブロンディ活動初期 (1977年)

フロリダ州マイアミに、アンジェラ・トリンブル(Angela Trimble)として生まれた[2]。生後3か月で、ニュージャージー州ホーソーンに住むリチャード・ハリーとキャサリン・ハリー夫妻のもとへ養子に出された[3]。ハリー夫妻はみやげ屋を営んでおり、アンジェラの名前は「デボラ・アン・ハリー」となった。

1963年にホーソーン高校を卒業し[4]、1965年に同州ハケッツタウンにあるセンテナリー大学を卒業した[5]。1960年代後半にニューヨークに移住。BBCラジオに秘書として1年勤務。その後、ナイトクラブ「マクシズ・カンザス・シティ(Max's Kansas City)」でウェイトレスをしたり、ユニオンシティのディスコでゴーゴーダンサーをしたり、プレイボーイのバニーガールをしたりして生計を立てた。

フォーク・グループ「ウインド・イン・ザ・ウィロウズ (The Wind in the Willows)」のバックシンガーを経て、1970年代初頭に3人組のガールグループ「スティレットーズ」に参加。そのバックバンドのメンバーだったクリス・スタインらとともに1974年、ブロンディを結成。バンドは成功を収め、デボラ自身も自らの唇に保険がかけられるほどの人気を得る。バンドが成功を収めた後はソロ活動も活発化させる。5枚のソロ・アルバムを発表。

1983年、デイヴィッド・クローネンバーグ監督の『ヴィデオドローム』に出演。以後、女優としての活動も並行して行う。1997年にはブロンディを再結成させた。

ディスコグラフィ

[編集]
  • ブロンディとしてのものは当該項のディスコグラフィを参照のこと。

ソロ・アルバム

[編集]
スタジオ・アルバム
  • 『予感』 - KooKoo (1981年)
  • 『ロックバード』 - Rockbird (1986年)
  • 『デフ、ダム・アンド・ブロンド』 - Def, Dumb & Blonde (1989年)
  • 『デブラベーション』 - Debravation (1993年)
  • Necessary Evil (2007年)
コンピレーション・アルバム
  • 『スーパー・ダンス・ヒット・リミックス!』 - Once More into the Bleach (1988年) ※ブロンディ時代も含む編集盤
  • 『ザ・コンプリート・ピクチャー』 - The Complete Picture: The Very Best of Deborah Harry and Blondie (1991年) ※ブロンディ時代も含む編集盤
  • Deborah Harry Collection (1998年)
  • Most of All: The Best of Deborah Harry (1999年)

映画出演

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ まさに美魔女!「ブロンディ」のデボラ・ハリー、72歳の美貌に絶賛の声!”. ニュースウォーカー (2018年2月13日). 2018年9月27日閲覧。
  2. ^ Harry 2019, p. 8.
  3. ^ Kane, Pat (July 16, 2007). “Feeling right at home”. The Scotsman. January 9, 2019閲覧。
  4. ^ Rohan, Virginia (June 18, 2007). “North Jersey-bred and talented too”. The Record. June 25, 2007閲覧。 “Debbie Harry: Class of 1963, Hawthorne High School” [リンク切れ]
  5. ^ Centenary College Honors Deborah Harry as a Distinguished Alumna”. March 4, 2012時点のオリジナルよりアーカイブ。October 20, 2012閲覧。

参考文献

[編集]
  • Harry, Debbie (2019). Face It: A Memoir. New York: Dey Street Books. ISBN 978-0-063-00957-8 
  • Porter, Dick; Needs, Kris (2012). Blondie: Parallel Lives. Music Sales Group. ISBN 978-0-857-12780-8. https://books.google.com/books?id=tHT_AgAAQBAJ&pg=PT13 

外部リンク

[編集]