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|Title = 所さんのまもるもせめるも |
| Title = 所さんのまもるもせめるも |
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'''所さんのまもるもせめるも'''(ところ |
『'''所さんのまもるもせめるも'''』(ところさんのまもるもせめるも)は、[[1987年]][[6月27日]]に、[[エピックレコードジャパン|エピックソニーレコード]]から発売された[[アクションゲーム]]。[[所ジョージ]]全面監修による[[タレントゲーム]]<ref name="natsukashi">M.B.MOOK『懐かしファミコンパーフェクトガイド』20ページ</ref>。 |
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== 概要 == |
== 概要 == |
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時間制限制の横スクロール[[アクションゲーム]]。[[所ジョージ]]を操り、[[千代田区]]([[東京都]])から[[所沢市]]([[埼玉県]])の自宅を目指す。[[ループ]]で同じ面を |
時間制限制の横スクロール[[アクションゲーム]]。[[所ジョージ]]を操り、[[千代田区]]([[東京都]])から[[所沢市]]([[埼玉県]])の所御殿(自宅)を目指す。[[ループ]]で同じ面を進まなければならない。攻撃方法の1つである[[水鉄砲]]はゲージが少なくなると飛距離が縮む。ライフ制で、敵に当たるごとにライフが減り、すべてなくなるとミスとなる。 |
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== |
== ゲーム内容 == |
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=== システム === |
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都内[[千代田区]]でテレビの仕事をしていた所ジョージ。所は長女さやかの[[テレパシー]]で「ママが[[ロボット]]になった」と受け、外に出るとスタッフが皆[[人造人間|レプリカント]]になっていた。所は、所沢へ向かうことになる。 |
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マップは[[東京23区]]のうち12区([[千代田区]]、[[新宿区]]、[[渋谷区]]、[[文京区]]、[[港区 (東京都)|港区]]、[[品川区]]、[[目黒区]]、[[世田谷区]]、[[豊島区]]、[[中野区]]、[[杉並区]]、[[練馬区]])と市部([[保谷市]]、[[田無市]](保谷市と田無市は現在の[[西東京市]])、[[東久留米市]]、[[東村山市]]、[[所沢市]]、所家)で構成される。各区および市ごとに1ステージとなっており、各ステージ開始前には全体のマップ中、現在いるステージの場所が青い矢印で表示される。クリアしたステージには赤字で「所」のマークがつく。 |
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== マップ・システム == |
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マップは[[東京23区]]のうち12区([[千代田区]]、[[新宿区]]、[[渋谷区]]、[[文京区]]、[[港区 (東京都)|港区]]、[[品川区]]、[[目黒区]]、[[世田谷区]]、[[豊島区]]、[[中野区]]、[[杉並区]]、[[練馬区]])と市部([[保谷市]]、[[田無市]]、[[東久留米市]]、[[東村山市]]、[[所沢市]]、所家)で構成される。各区および市ごとに1ステージとなっており、各ステージ開始前には全体のマップ中、現在いるステージの場所が青い矢印で表示される。クリアしたステージには赤字で「所」のマークがつく。 |
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区部では各ステージの一番右まで行き、建物の中に入ると[[ボス]]が待っている。ボスを倒すとゴールの扉に入ることができる(一部のステージのみボスを倒さなくとも奥に進める)。扉は[[練馬区]]を除いて複数存在し、各扉ごとにワープできるステージが2つずつ決まっている。ただ、2つのうちどちらに行けるかはランダムで決まり、場合によってはすでにクリアしたステージにもう一度挑まなければならないときもある。練馬区には1つしか扉がなく、入れば自動的に市部([[保谷市]])へ行くことができる。すべての区をクリアする必要はなく、最終的に練馬区をクリアすれば再び区部に戻ることはない。 |
区部では各ステージの一番右まで行き、建物の中に入ると[[ボス]]が待っている。ボスを倒すとゴールの扉に入ることができる(一部のステージのみボスを倒さなくとも奥に進める)。扉は[[練馬区]]を除いて複数存在し、各扉ごとにワープできるステージが2つずつ決まっている。ただ、2つのうちどちらに行けるかはランダムで決まり、場合によってはすでにクリアしたステージにもう一度挑まなければならないときもある。練馬区には1つしか扉がなく、入れば自動的に市部([[保谷市]])へ行くことができる。すべての区をクリアする必要はなく、最終的に練馬区をクリアすれば再び区部に戻ることはない。 |
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市部では区部のような[[ループ]]はなく、所家まで一本道となる。各ステージの一番右で[[ボス]]を倒し、最後の建物の屋根からジャンプすると自動的に次のステージに行くことができる(所沢は「所家」の扉を開けると無条件でクリア)。所家は屋内のステージで、1階から3階まである。3階の一番奥でラスボスを倒すとゲームクリアとなり、 |
市部では区部のような[[ループ]]はなく、所家まで一本道となる。各ステージの一番右で[[ボス]]を倒し、最後の建物の屋根からジャンプすると自動的に次のステージに行くことができる(所沢は「所家」の扉を開けると無条件でクリア)。所家は屋内のステージで、1階から3階まである。3階の一番奥でラスボスを倒すとゲームクリアとなり、エンディングが見られる。 |
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なお、区部と市部では[[グラフィック]]、敵の種類が大きく異なり、市部に入ると突然農村のような田舎の風景になる。[[BGM]]も区部、市部、所家でそれぞれ異なる。 |
なお、区部と市部では[[グラフィック]]、敵の種類が大きく異なり、市部に入ると突然農村のような田舎の風景になる。[[BGM]]も区部、市部、所家でそれぞれ異なる。 |
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== アクション == |
=== アクション === |
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基本的には敵を[[水鉄砲]]で倒したり避けたりしながら、ステージの一番右まで到達することが目的となる。[[水鉄砲]]は撃つごとに「WATER」ゲージが減り飛距離が短くなるが、ゼロになっても撃つことはできる。区部ではステージによって[[高速道路]]や地下面が存在し、地上では手に入らないアイテムが手に入る場合もある。[[高速道路]]が存在するステージでは、ある特定の木に水鉄砲の水をかけて伸ばし、その上からジャンプすると行くことができる。一度でも敵に当たると地上に戻る(ライフは減らない)。地下面は特定の[[マンホール]]から落ちると行くことができる。 |
基本的には敵を[[水鉄砲]]で倒したり避けたりしながら、ステージの一番右まで到達することが目的となる。[[水鉄砲]]は撃つごとに「WATER」ゲージが減り飛距離が短くなるが、ゼロになっても撃つことはできる。区部ではステージによって[[高速道路]]や地下面が存在し、地上では手に入らないアイテムが手に入る場合もある。[[高速道路]]が存在するステージでは、ある特定の木に水鉄砲の水をかけて伸ばし、その上からジャンプすると行くことができる。一度でも敵に当たると地上に戻る(ライフは減らない)。地下面は特定の[[マンホール]]から落ちると行くことができる。 |
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== アイテム == |
=== アイテム === |
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画面の特定の部分を[[水鉄砲]]で撃つとアイテムが出ることがある。以下の8種類のアイテムが存在する。 |
画面の特定の部分を[[水鉄砲]]で撃つとアイテムが出ることがある。以下の8種類のアイテムが存在する。 |
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* 白ビン - 「WATER」ゲージを4目盛り回復させる。 |
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* 白ビン |
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* 黄ビン - 一定時間無敵になる(BGMは変化しないが、無敵の間は所さんの体が黄色く点滅する)。 |
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「WATER」ゲージを4目盛り回復させる。 |
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* 赤ビン - 通常の2倍の攻撃力を持った弾を撃つことができるようになる。 |
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* 黄ビン |
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* 白ハート - 「LIFE」ゲージを2目盛り回復させる。 |
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一定時間無敵になる(BGMは変化しないが、無敵の間は所さんの体が黄色く点滅する)。 |
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* 赤ハート - 「LIFE」ゲージを1目盛り回復させる。 |
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* 赤ビン |
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* 星 - 「LIFE」および「WATER」を満タンにする。 |
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通常の2倍の攻撃力を持った弾を撃つことができるようになる。 |
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* 時計 - 時間を一定量戻す。 |
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* 白ハート |
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* ESマーク - [[ゲームオーバー#コンティニュー|コンティニュー]]が無限回できるようになる。 |
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「LIFE」ゲージを2目盛り回復させる。 |
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* 赤ハート |
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「LIFE」ゲージを1目盛り回復させる。 |
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* 星 |
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「LIFE」および「WATER」を満タンにする。貴重なアイテム。 |
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* 時計 |
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時間を一定量戻す。 |
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* ESマーク |
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[[コンティニュー]]が無限回できるようになる。 |
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== ミス == |
=== ミスの条件 === |
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以下の場合はミスとなる。残機はなく一度ミスすると即ゲームオーバーとなるが、初期状態では3回までコンティニューできる。ESマーク(前述)を取った場合は何度でもコンティニュー可能。市部(保谷市から所家)でミスし、コンティニューすると保谷市(市部の最初)からの再開となる。 |
以下の場合はミスとなる。残機はなく一度ミスすると即ゲームオーバーとなるが、初期状態では3回までコンティニューできる。ESマーク(前述)を取った場合は何度でもコンティニュー可能。市部(保谷市から所家)でミスし、コンティニューすると保谷市(市部の最初)からの再開となる。 |
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* 「LIFE」ゲージがゼロになったとき。 |
* 「LIFE」ゲージがゼロになったとき<ref name="natsukashi"/>。 |
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* 時間切れになったとき(画面上部の太陽と雲が時間とともに徐々に近づいていき、重なると時間切れ)。 |
* 時間切れになったとき<ref name="natsukashi"/>(画面上部の太陽と雲が時間とともに徐々に近づいていき、重なると時間切れ)。 |
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* 穴、海に落ちたとき(一部のマンホールは除く)。 |
* 穴、海に落ちたとき<ref name="natsukashi"/>(一部のマンホールは除く)。 |
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これらのミスは簡単に起こるので一部ではクソゲーという評価もある<ref name="natsukashi"/>。 |
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ゲームオーバーの画面では、[[欧陽菲菲]]の『[[ラヴ・イズ・オーヴァー]]』の歌詞のパロディが表示され、BGMもその歌詞があてはめられるものとなっている。 |
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== 設定 == |
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=== ストーリー === |
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ウサギ年の1987年、「マイルストーン」でブラブラしていた所さんは、所沢に残してきた長女「さやか」の「助けて、ママがロボットになっちゃったの」という[[テレパシー]]を感じる。急いで「マイルストーン」を出ると、見慣れた街は「ファミコン」の景色となり、日頃仲のいいスタッフは「[[人造人間|レプリカント]]」に姿を変えて、所さんに歯向かってきた。スタッフを「レプリカント」に変えたのは誰か、長女「さやか」は無事なのか。暴力がダメな人である所さんは、穏便に済ませるために、「レプリカント」の陰湿な強さをくぐり抜けて、都心から郊外を経由して所沢へと急いだのであった<ref>取扱説明書より</ref>。 |
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=== ステージ構成 === |
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;千代田 |
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;文京 |
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;新宿 |
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;港 |
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;豊島 |
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;中野 |
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;渋谷 |
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;品川 |
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;練馬 |
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;杉並 |
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;世田谷 |
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;目黒 |
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;保谷 |
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;田無 |
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;東久留米 |
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;東村山 |
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;所沢 |
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;所御殿 |
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== スタッフ == |
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*トータルプロデューサー:[[所ジョージ]] |
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*キャラクターデザイン:所ジョージ |
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*エグゼクティブ・プロデューサー:[[丸山茂雄]] |
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*プロデューサー:北島肇 |
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*ディレクター:[[長崎行男]] |
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*トータルプランナー:[[島武実]] |
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*アシスタントプランナー:山元哲治 |
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*プログラム:[[ハル研究所]] |
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*音楽:[[澤和雄]] |
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== 評価 == |
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|title = |
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|Fam = 24/40点<ref name="famitsu870612"/> |
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|rev1Score = 16.31/30点<ref name="famimaga80"/> |
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}} |
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ゲーム誌『[[ファミ通|ファミコン通信]]』の「クロスレビュー」では、4・6・7・7の合計24点(満40点)<ref name="famitsu870612">{{Cite journal|和書|authorlink=|date=1987-06-12|publisher=[[アスキー (企業)|アスキー]]|journal=[[ファミ通|ファミコン通信]]|volume=12|ref=harv}}</ref>、『[[ファミリーコンピュータMagazine]]』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り16.31点(満30点)となっている<ref name="famimaga80"/>。また、同雑誌1991年5月10日号特別付録の「ファミコンロムカセット オールカタログ」では、「ピリピリくるゲーム」と紹介されている<ref name="famimaga80"/>。 |
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! 項目 |
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| キャラクタ || 音楽 || 操作性 || 熱中度 || お買得度 || オリジナリティ |
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! 総合 |
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! 得点 |
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| 3.15 || 2.70 || 2.71 || 2.61 || 2.45 || 2.69 |
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! 16.31 |
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|} |
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== 関連書籍 == |
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* 所さんのまもるもせめるも必勝攻略法 [[双葉社]]刊 1987年6月 |
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* 所さんのまもるもせめるも アクアク大冒険 双葉社刊 1987年7月 - 「[[冒険ゲームブックシリーズ|ファミコン冒険ゲームブック]]」の一作で、所自身が原作を担当。タイトルこそ同じだがゲームとは無関係のストーリーになっている。 |
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== 脚注 == |
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{{脚注ヘルプ}} |
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{{Reflist}} |
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== 外部リンク == |
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* {{MobyGames|id=/23305/tokoro-san-no-mamoru-mo-semeru-mo/|name=Tokoro-san no Mamoru mo Semeru mo}} |
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{{所ジョージ}} |
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{{DEFAULTSORT:ところさんのまもるもせめるも}} |
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[[Category:アクションゲーム]] |
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[[Category:タレントゲーム]] |
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[[Category:ファミリーコンピュータ用ソフト]] |
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[[Category:1987年のコンピュータゲーム]] |
[[Category:1987年のコンピュータゲーム]] |
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[[Category: |
[[Category:ファミリーコンピュータ用ソフト]] |
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[[Category:ハル研究所のゲームソフト]] |
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[[Category:SMEJのゲームソフト]] |
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[[Category:埼玉県を舞台としたコンピュータゲーム]] |
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[[Category:タレントゲーム]] |
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[[Category:東京を舞台としたコンピュータゲーム]] |
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[[Category:所ジョージ|まもるもせめるも]] |
[[Category:所ジョージ|まもるもせめるも]] |
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[[Category: |
[[Category:日本で開発されたコンピュータゲーム]] |
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[[Category:埼玉県を舞台とした作品]] |
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[[Category:冒険ゲームブック]] |
[[Category:冒険ゲームブック]] |
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[[Category:横スクロールアクションゲーム]] |
2024年2月16日 (金) 04:05時点における最新版
ジャンル | 横スクロールアクション |
---|---|
対応機種 | ファミリーコンピュータ |
開発元 |
イスコ ハル研究所 |
発売元 | エピックソニー |
プロデューサー |
所ジョージ 北島肇 |
ディレクター | 長崎行男 |
デザイナー | 島武実 |
プログラマー | ハル研究所 |
音楽 | 澤和雄 |
美術 | 所ジョージ |
人数 | 1人 |
メディア | 512キロビットロムカセット[1] |
発売日 |
1987年6月27日 |
その他 | 型式:ESF-TO/49-6R-1 |
『所さんのまもるもせめるも』(ところさんのまもるもせめるも)は、1987年6月27日に、エピックソニーレコードから発売されたアクションゲーム。所ジョージ全面監修によるタレントゲーム[2]。
概要
[編集]時間制限制の横スクロールアクションゲーム。所ジョージを操り、千代田区(東京都)から所沢市(埼玉県)の所御殿(自宅)を目指す。ループで同じ面を進まなければならない。攻撃方法の1つである水鉄砲はゲージが少なくなると飛距離が縮む。ライフ制で、敵に当たるごとにライフが減り、すべてなくなるとミスとなる。
ゲーム内容
[編集]システム
[編集]マップは東京23区のうち12区(千代田区、新宿区、渋谷区、文京区、港区、品川区、目黒区、世田谷区、豊島区、中野区、杉並区、練馬区)と市部(保谷市、田無市(保谷市と田無市は現在の西東京市)、東久留米市、東村山市、所沢市、所家)で構成される。各区および市ごとに1ステージとなっており、各ステージ開始前には全体のマップ中、現在いるステージの場所が青い矢印で表示される。クリアしたステージには赤字で「所」のマークがつく。
区部では各ステージの一番右まで行き、建物の中に入るとボスが待っている。ボスを倒すとゴールの扉に入ることができる(一部のステージのみボスを倒さなくとも奥に進める)。扉は練馬区を除いて複数存在し、各扉ごとにワープできるステージが2つずつ決まっている。ただ、2つのうちどちらに行けるかはランダムで決まり、場合によってはすでにクリアしたステージにもう一度挑まなければならないときもある。練馬区には1つしか扉がなく、入れば自動的に市部(保谷市)へ行くことができる。すべての区をクリアする必要はなく、最終的に練馬区をクリアすれば再び区部に戻ることはない。
市部では区部のようなループはなく、所家まで一本道となる。各ステージの一番右でボスを倒し、最後の建物の屋根からジャンプすると自動的に次のステージに行くことができる(所沢は「所家」の扉を開けると無条件でクリア)。所家は屋内のステージで、1階から3階まである。3階の一番奥でラスボスを倒すとゲームクリアとなり、エンディングが見られる。
なお、区部と市部ではグラフィック、敵の種類が大きく異なり、市部に入ると突然農村のような田舎の風景になる。BGMも区部、市部、所家でそれぞれ異なる。
アクション
[編集]基本的には敵を水鉄砲で倒したり避けたりしながら、ステージの一番右まで到達することが目的となる。水鉄砲は撃つごとに「WATER」ゲージが減り飛距離が短くなるが、ゼロになっても撃つことはできる。区部ではステージによって高速道路や地下面が存在し、地上では手に入らないアイテムが手に入る場合もある。高速道路が存在するステージでは、ある特定の木に水鉄砲の水をかけて伸ばし、その上からジャンプすると行くことができる。一度でも敵に当たると地上に戻る(ライフは減らない)。地下面は特定のマンホールから落ちると行くことができる。
アイテム
[編集]画面の特定の部分を水鉄砲で撃つとアイテムが出ることがある。以下の8種類のアイテムが存在する。
- 白ビン - 「WATER」ゲージを4目盛り回復させる。
- 黄ビン - 一定時間無敵になる(BGMは変化しないが、無敵の間は所さんの体が黄色く点滅する)。
- 赤ビン - 通常の2倍の攻撃力を持った弾を撃つことができるようになる。
- 白ハート - 「LIFE」ゲージを2目盛り回復させる。
- 赤ハート - 「LIFE」ゲージを1目盛り回復させる。
- 星 - 「LIFE」および「WATER」を満タンにする。
- 時計 - 時間を一定量戻す。
- ESマーク - コンティニューが無限回できるようになる。
ミスの条件
[編集]以下の場合はミスとなる。残機はなく一度ミスすると即ゲームオーバーとなるが、初期状態では3回までコンティニューできる。ESマーク(前述)を取った場合は何度でもコンティニュー可能。市部(保谷市から所家)でミスし、コンティニューすると保谷市(市部の最初)からの再開となる。
- 「LIFE」ゲージがゼロになったとき[2]。
- 時間切れになったとき[2](画面上部の太陽と雲が時間とともに徐々に近づいていき、重なると時間切れ)。
- 穴、海に落ちたとき[2](一部のマンホールは除く)。
これらのミスは簡単に起こるので一部ではクソゲーという評価もある[2]。
ゲームオーバーの画面では、欧陽菲菲の『ラヴ・イズ・オーヴァー』の歌詞のパロディが表示され、BGMもその歌詞があてはめられるものとなっている。
設定
[編集]ストーリー
[編集]ウサギ年の1987年、「マイルストーン」でブラブラしていた所さんは、所沢に残してきた長女「さやか」の「助けて、ママがロボットになっちゃったの」というテレパシーを感じる。急いで「マイルストーン」を出ると、見慣れた街は「ファミコン」の景色となり、日頃仲のいいスタッフは「レプリカント」に姿を変えて、所さんに歯向かってきた。スタッフを「レプリカント」に変えたのは誰か、長女「さやか」は無事なのか。暴力がダメな人である所さんは、穏便に済ませるために、「レプリカント」の陰湿な強さをくぐり抜けて、都心から郊外を経由して所沢へと急いだのであった[3]。
ステージ構成
[編集]- 千代田
- 文京
- 新宿
- 港
- 豊島
- 中野
- 渋谷
- 品川
- 練馬
- 杉並
- 世田谷
- 目黒
- 保谷
- 田無
- 東久留米
- 東村山
- 所沢
- 所御殿
スタッフ
[編集]- トータルプロデューサー:所ジョージ
- キャラクターデザイン:所ジョージ
- エグゼクティブ・プロデューサー:丸山茂雄
- プロデューサー:北島肇
- ディレクター:長崎行男
- トータルプランナー:島武実
- アシスタントプランナー:山元哲治
- プログラム:ハル研究所
- 音楽:澤和雄
評価
[編集]評価 | ||||||||
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ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では、4・6・7・7の合計24点(満40点)[4]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り16.31点(満30点)となっている[1]。また、同雑誌1991年5月10日号特別付録の「ファミコンロムカセット オールカタログ」では、「ピリピリくるゲーム」と紹介されている[1]。
項目 | キャラクタ | 音楽 | 操作性 | 熱中度 | お買得度 | オリジナリティ | 総合 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
得点 | 3.15 | 2.70 | 2.71 | 2.61 | 2.45 | 2.69 | 16.31 |
関連書籍
[編集]- 所さんのまもるもせめるも必勝攻略法 双葉社刊 1987年6月
- 所さんのまもるもせめるも アクアク大冒険 双葉社刊 1987年7月 - 「ファミコン冒険ゲームブック」の一作で、所自身が原作を担当。タイトルこそ同じだがゲームとは無関係のストーリーになっている。