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三種大祓（さんじゅのおおはらい）とは、神道の祓^[1]。三種祓とも。八部祓の一つとされる^[2]^[3]。

天津祓・国津祓・蒼生祓からなり、特に「とほかみえみため」という天津祓は平安時代から文献に見え、亀卜に使われたものである^[1]^[2]^[3]。「吐普加美依身多女」は、現在でも神道で重要な言葉と考えられている^[4]。白川伯王家から秘伝を伝授されて後に禊教開祖となった井上正鉄は、この三種祓のうちの、「吐普加美依身多女」を特に重視した^[5]。

この三種大祓は、吉田神道・伯家神道などで確認される^[1]^[6]。

脚注

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注釈

出典

^ ^a ^b ^c 西田長男 (1943). 神道史の研究. 雄山閣. pp. 170〜191. doi:10.11501/1040103
^ ^a ^b 安津素彦; 梅田義彦 (1968). 神道辞典. 堀書店. p. 348. doi:10.11501/2997629
^ ^a ^b 宗教辞典編纂会 (1951). 宗教辞典. 堀書店. p. 146. doi:10.11501/2976934
^ “神道での唱えことばについて”. 神社本庁. 2024年6月26日閲覧。
^ 笠井鎮夫 (1966). 近代日本霊異実録. 昭森社. pp. 99〜104. doi:10.11501/2941494
^ 宮地直一 (1941). 大祓詞註釈大成上. pp. 13〜14, 41〜44. doi:10.11501/1040197

外部リンク

『とおかみえみため』 - コトバンク

[nishida-1] 西田長男 (1943). 神道史の研究. 雄山閣. pp. 170〜191. doi:10.11501/1040103

[shin-2] 安津素彦; 梅田義彦 (1968). 神道辞典. 堀書店. p. 348. doi:10.11501/2997629

[syuu-3] 宗教辞典編纂会 (1951). 宗教辞典. 堀書店. p. 146. doi:10.11501/2976934

[4] “神道での唱えことばについて”. 神社本庁. 2024年6月26日閲覧。

[5] 笠井鎮夫 (1966). 近代日本霊異実録. 昭森社. pp. 99〜104. doi:10.11501/2941494

[6] 宮地直一 (1941). 大祓詞註釈大成上. pp. 13〜14, 41〜44. doi:10.11501/1040197

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 天津祓・国津祓・蒼生祓からなり、特に「とほかみえみため」という天津祓は[[平安時代]]から文献に見え、[[亀卜]]に使われたものである<ref name=nishida/><ref name=shin/><ref name=syuu/>。「吐普加美依身多女」は、現在でも神道で重要な言葉と考えられている<ref>{{cite web|title=神道での唱えことばについて
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+|url=https://www.jinjahoncho.or.jp/omairi/osahou/tonaekotoba|website=神社本庁|accessdate=2024-6-26}}</ref>。[[白川伯王家]]から秘伝を伝授されて後に[[禊教]]開祖となった[[井上正鉄]]は、この三種祓のうちの、「吐普加美依身多女」を特に重視した<ref>{{cite book|title=近代日本霊異実録|author=[[笠井鎮夫]]|publisher=昭森社|year=1966|pages=99〜104|doi=10.11501/2941494}}</ref>。
 この三種大祓は、[[吉田神道]]・[[伯家神道]]などで確認される<ref name=nishida/><ref>{{cite book|title=大祓詞註釈大成 上|author=宮地直一|publiser=内外書籍|year=1941|pages=13〜14, 41〜44|doi=10.11501/1040197}}</ref>。