佐竹義明

佐竹 義明（さたけ よしはる、享保8年11月5日（1723年12月2日）- 宝暦8年3月18日（1758年4月25日））は、出羽国久保田藩の第7代藩主。出羽国岩崎藩主・佐竹義道の長男。生母は佐竹義長の娘・明鏡院。初名は義局。幼名は延寿丸。通称は求馬。官位は従四位下侍従、右京大夫。

享保8年（1723年）11月5日誕生。元文2年（1737年）3月28日将軍徳川吉宗に御目見する。なお、このときは実父義道の嫡子ということで御目見している。宝暦3年（1753年）9月3日先代藩主・佐竹義真の死去により、末期養子として家督を相続した。同年11月1日将軍徳川家重に御目見する。同年12月18日従四位下侍従、右京大夫に叙任する。宝暦7年（1757年）銀札発行をめぐり、家中で抗争が激化、秋田騒動がおきる。宝暦8年（1758年）3月18日久保田城において死去、享年36。後を長男の佐竹義敦が継いだ。法号：恭温院徳岩玄光。墓所：秋田県秋田市の天徳寺。

正室は先々代藩主・佐竹義峯の娘。子は佐竹義敦（長男）、佐竹義方（次男）。

先代 佐竹義真

佐竹氏（久保田藩7代）藩主 1753 - 1758

次代 佐竹義敦