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「買物ブギー」の版間の差分

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== 歌唱したアーティスト達 ==
== 歌唱したアーティスト達 ==
*[[UA]] - アルバム「[[KABA]]」にてカヴァー。
*[[小林幸子]] - [[タモリの音楽は世界だ]]にてカヴァー。
*[[Umekichi]] - シングル『買物ブギー』にてカヴァー。
*[[Umekichi]] - シングル『買物ブギー』にてカヴァー。
*[[関ジャニ∞]] - アルバム『[[服部良一 〜生誕100周年記念トリビュート・アルバム〜]]』にてカヴァー。
*[[関ジャニ∞]] - アルバム『[[服部良一 〜生誕100周年記念トリビュート・アルバム〜]]』にてカヴァー。

2010年6月23日 (水) 20:26時点における版

買物ブギー」(かいものブギー)は、1950年(昭和25年)発売の笠置シヅ子の歌。作詞・作曲は服部良一(作詞は村雨まさを名義)。吹き込みは1950年(昭和25年)2月11日、発売は1950年(昭和25年)6月15日発売。レコード番号A822B。

概説

1949(昭和24)年の日劇ショー(サンデー毎日主催)のために作られた。上方落語の「無い物買い(無いもん買い)」をもとに服部が詩を付け、5分以上の大作となった。評判となりレコーデイングされたが、当時のSPレコードでは収録出来ないので短縮バージョンで行われた。立て続けに歌う複雑な歌詞に、流石の笠置も「ややこし。ややこし。」とぼやいたのを、服部が面白がって急きょ曲に取り入れたという。笠置は下駄履きに買い物かごの扮装で歌い踊り、あまりの激しさにいつも下駄が真二つに割れてしまった。なお、今でいうプロモーションビデオのような映像があり、その中には若き日の黒柳徹子も出演している。

映画『ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌』では、アニメーションで使われている。

斬新な歌

歌詞すべてが大阪弁であり、軽快なテンポで40品目の品物を歌い並べ「オッサン。オッサン。」と連呼するなど斬新な内容で、いわゆる「立て板に水」の能弁を主題とするやり方は、洋の東西を問わず、特に日本では歌舞伎、落語、講談などの古典芸能から屋台の口上にまで多く見られる。服部はそれをブギにアレンジ、笠置が表現した。

歌詞に「私つんぼで聞こえまへん。」「めくらのおばはん。」という語句があり、差別用語にあたる(但し差別用語には明確な基準があるわけではない)として、長らく放送されなかった。その部分は近年の復刻版ではカットされたり、カバー版ではその個所を変えるなどしている。オリジナル版ラスト部分では、煙草屋で買いたい物のメモを見せるが、そこの「オバハン」は目が不自由で買い物できず、「ああしんど」とオチになる。この部分も上記とおなじ理由で歌われなくなった。また、歌詞に仁丹という特定の商品名があるので、NHKでは歌われない。カバー版の多くでは「私は耳が不自由で聞こえまへん。」等という歌詞に書き換えられている。

歌唱したアーティスト達