「チョレイマイタケ」の版間の差分

削除された内容追加された内容

インライン

2006年1月23日 (月) 10:14時点における版

チョレイマイタケ

界:	菌界 Fungi
門:	担子菌門 Basidiomycota
綱:	菌じん綱 Hymenomycetes
目:	ヒダナシタケ目 Aphyllophorales
科:	サルノコシカケ科 Polyporaceae
属:	タマチョレイタケ属Polyporus
種:	チョレイマイタケ umbellatus

学名

Polyporus umbellatus

和名

チョレイマイタケ

チョレイマイタケ(猪苓舞茸)とは担子菌門サルノコシカケ科のきのこの一種。学名Polyporus umbellatus Fries。

ブナ林、ミズナラ林或いはこれらの伐採跡地の地下10cm程の所に宿主の根に沿って固い菌核を形成し、ここから、あるいは宿主から直接マイタケ型の子実体を生じる。この菌核は猪苓（ちょれい）と呼ばれ日本薬局方に収録されている生薬である。

猪苓は、消炎、解熱、止褐、利尿薬として用い、最近は抗腫瘍効果があるとする研究も公表されている。また、猪苓湯（ちょれいとう）、五苓散（ごれいさん）、柴苓湯（さいれいとう）などの漢方方剤に配合される。

@@ 34行目: / 34行目: @@
 |}
-'''チョレイマイタケ'''とは[[担子菌門]][[サルノコシカケ科]]の[[キノコ|きのこ]]の一種。学名''Polyporus umbellatus'' Fries。
+'''チョレイマイタケ'''(猪苓舞茸)とは[[担子菌門]][[サルノコシカケ科]]の[[キノコ|きのこ]]の一種。学名''Polyporus umbellatus'' Fries。
-ブナ林、ミズナラ林或いはこれらの伐採跡地の地下10cm程の所に宿主の根に沿って固い[[菌核]]を形成し、ここから、あるいは宿主から直接マイタケ型の子実体を生じる。この菌核は'''猪苓'''（ちょれい）と呼ばれ日本薬局方に収録されている生薬である。猪苓は、消炎、解熱、止褐、利尿薬として用い、最近は抗[[腫瘍]]効果があるとする研究も公表されている。また、猪苓湯（ちょれいとう）、五苓散（ごれいさん）、柴苓湯（さいれいとう）などの漢方方剤に配合される。
+ブナ林、ミズナラ林或いはこれらの伐採跡地の地下10cm程の所に宿主の根に沿って固い[[菌核]]を形成し、ここから、あるいは宿主から直接マイタケ型の子実体を生じる。この菌核は'''猪苓'''（ちょれい）と呼ばれ日本薬局方に収録されている生薬である。
+猪苓は、消炎、解熱、止褐、利尿薬として用い、最近は抗[[腫瘍]]効果があるとする研究も公表されている。また、猪苓湯（ちょれいとう）、五苓散（ごれいさん）、柴苓湯（さいれいとう）などの漢方方剤に配合される。
+[[Category:キノコ|ちよれいまいたけ]]
 [[Category:医薬品|ちよれいまいたけ]]