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「足立区立郷土博物館」の版間の差分

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'''足立区立郷土博物館'''(あだちくりつきょうどはくぶつかん)は、[[東京都]][[足立区]]の歴史、生活文化に関する資料を収集保管するとともに、展示等による事業活動を実施している[[博物館]]。昭和61年(1986年)11月の開館。年に一度の特別展と数回の企画展を開催するほか、住民の団体が登録しており研究・展示・事業の各分野で、博物館とともに活動している。代表的な団体は足立区郷土芸能保存会、足立史談会など。平成21年(2009年)3月に常設展示内容を一新してリニューアルオープンした。新しい展示テーマは「江戸東京の東郊」。
'''足立区立郷土博物館'''(あだちくりつきょうどはくぶつかん)は、[[東京都]][[足立区]]の歴史、生活文化に関する資料を収集保管するとともに、展示等による事業活動を実施している[[博物館]]。昭和61年(1986年)11月の開館。年に一度の特別展と数回の企画展を開催するほか、住民の団体が登録しており研究・展示・事業の各分野で、博物館とともに活動している。代表的な団体は足立区郷土芸能保存会、足立史談会など。平成21年(2009年)3月に常設展示内容を一新してリニューアルオープンした。新しい展示テーマは「江戸東京の東郊」。
[[File:Adachi Museum.JPG|thumb|足立区立郷土博物館]]

== 代表的収蔵資料 ==
== 代表的収蔵資料 ==



2013年8月18日 (日) 01:02時点における版

足立区立郷土博物館(あだちくりつきょうどはくぶつかん)は、東京都足立区の歴史、生活文化に関する資料を収集保管するとともに、展示等による事業活動を実施している博物館。昭和61年(1986年)11月の開館。年に一度の特別展と数回の企画展を開催するほか、住民の団体が登録しており研究・展示・事業の各分野で、博物館とともに活動している。代表的な団体は足立区郷土芸能保存会、足立史談会など。平成21年(2009年)3月に常設展示内容を一新してリニューアルオープンした。新しい展示テーマは「江戸東京の東郊」。

足立区立郷土博物館

代表的収蔵資料

足立区内の古文書、民具などを収蔵しているが、全国的に知られる資料も次の通り収蔵、公開している。

  • 綾瀬金子家文書 - 慶応4年3月13日から4月1日に設営された新選組の五兵衛新田屯所に関する古文書。寄託資料。
  • 下山事件資料 - 昭和24年7月5日に発生した下山事件に関する同時代資料である。平成19年(2007年)に刊行された柴田哲孝「完全版 下山事件 最後の証言」(祥伝社文庫)に同資料の位置づけが行われている。
  • 浮世絵コレクション - もとの松方三郎コレクションを中心に約1060点をあつめる。
  • 地口絵紙コレクション - 地口絵紙とは地口(一種の駄洒落)と滑稽な絵で構成される絵で行灯にして飾る(地口行灯)。この博物館では現在、東京で製作される地口絵紙をコレクションしており、博物館発行のカタログで都内の地口絵紙の作品が一覧できる。

関連団体

博物館には住民の郷土史や郷土芸能、史跡めぐりの愛好会が団体登録しており、博物館の事業について博物館と住民、利用者がともに進めている先進事例として知られている。公式サイト[1]。登録団体の活動の詳細[2]

  • 足立史談会 - 1968年(昭和43年)に設立された足立区の歴史を中心に研究する足立区民および郷土史関係者の団体。準公式サイト [3]
  • 足立区郷土芸能保存会 - 1978年(昭和53年)に設立された足立区のお囃子やお神楽などの郷土芸能を保存する区民の団体。
  • 博友会 - 展示解説ボランティアが結成している団体。土曜日や日曜日、祝日になると展示解説に登場するボランティアの存在は有名である。公式サイト [4]
  • 古文書学習会 - 博物館が保管する古文書を読む会。博物館の初級古文書講座の卒業生を中心に結成されている。
  • 綾瀬新撰組研究会 - 綾瀬金子家文書の解読を行った会長と有志の研究家が集まっている団体である。屯所があった旧五兵衛新田にあたる現綾瀬四丁目の鰻店店主が会長を務めることでも有名である。

所在地

〒120-0001 東京都足立区大谷田5-20-1

外部リンク