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プロテオグリカン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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プロテオグリカン(Proteoglycanは、多くの糖鎖が結合した糖タンパク質の一種である。

典型的なプロテオグリカンは、一つの核となるタンパク質(コアタンパク質、コアプロテインという)に、一本、あるいは多数のグリコサミノグリカン鎖が結合している。グリコサミノグリカン鎖は、長く、分岐してない糖鎖であり、硫酸基やウロン酸といった酸により負に荷電している。その多くは細胞外マトリックスや細胞表面に存在する。

種類

  • コンドロイチン硫酸(関連するデルマタン硫酸を含む)プロテオグリカン
    アグリカン、バーシカン、ニューロカン、ブレビカン、デコリン、ビグリカン、セルグリシンなど。
  • ヘパラン硫酸(ヘパリンを含む)
    パールカン、セルグリシン、シンデカン、グリピカンなど。
  • ケラタン硫酸
    ルミカン、ケラトカン、アグリカンなど。
  • デルマタン硫酸
    デコリンなど。