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アパラチア山脈

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アパラチア山脈(ノースカロライナ州北部)
雨の日のグレート・スモーキー山脈(ノースカロライナ州西部)

アパラチア山脈(Appalachian Mountains)は、カナダ及びアメリカ合衆国東部にあり、北東から南西方向に全長約2,600kmにわたって延びる山脈。狭義では、そのうちのウエストバージニア州バージニア州ケンタッキー州テネシー州ノースカロライナ州等の南側の部分のみを指すこともある。

概要

複雑に褶曲した山脈で、侵食が進んだ丘陵性の古い山脈である。北端はカナダニューファンドランド島で、そこから北アメリカ大陸東部を南西方向に縦断し、南端はアラバマ州の中央に至る。また、その裾野はミシシッピ州北西部にまで及んでいる。個々の山の標高は平均して1,000m前後で、最高峰はノースカロライナ州にあるミッチェル山(標高2,037m)。

山脈の西部では石油石炭が盛んに採掘されているなど地下資源が豊富。山脈の東側には都市が発達している。

国立公園が多く、グレート・スモーキー山脈国立公園シェナンドー国立公園が有名である。

関連項目