エグゼクティブ・プロデューサー
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エグゼクティブ・プロデューサー (executive producer) は、プロデューサーのさらに上の職で、管理職・幹部に当たる。製作、製作総指揮などの名義でクレジットされる場合が多い(NHKでは「制作統括」と呼ぶ)。
放送
テレビでは、NHKのドキュメンタリスト桜井均が理事待遇であったり、フジテレビジョンの石田弘などが役員待遇にされている場合もある。
その他の著名な人物
音楽
フジパシフィック音楽出版の朝妻一郎、上原徹など、音楽出版社やレコード会社、あるいは芸能事務所の代表がクレジットされる。
音楽プロデューサーとしては、楽曲の最終チェックをしている。
作曲、編曲に一切携わらなくなってからの長戸大幸も、シングル楽曲については全曲チェックしていた。
映画
映画ビジネスにおいての代表者や社長、権利所有者がクレジットされる場合が多く監督やプロデューサーよりも上位である。
→「映画プロデューサー」を参照
ゲーム
コンピュータゲーム業界で見られる。なお、任天堂においては「エグゼクティブ・プロデューサー」は代表取締役社長に対してのみ使用されている。
- 山内溥(任天堂)…2002年5月以前の任天堂作品全般。元同社代表取締役社長。
- 岩田聡(任天堂)…2002年6月から2015年8月までの任天堂作品全般。元同社代表取締役社長。
- 君島達己(任天堂)…2015年9月から2018年6月までの任天堂作品全般。元同社代表取締役社長。
- 古川俊太郎(任天堂)…2018年7月以降の任天堂作品全般。同社代表取締役社長。
- 河津秋敏(スクウェア・エニックス)…『ファイナルファンタジーVII』、『サガシリーズ』などに関わっていた。
- 田中弘道(スクウェア・エニックス)…『ファイナルファンタジーIII』(ニンテンドーDS版)に関与(ディレクター兼任)。
- 坂口博信(スクウェア・エニックス)…『クロノ・トリガー』を始め、同社(旧スクウェアも含める)のRPGに関わっていた。現在ミストウォーカー代表取締役。
- 和田洋一(スクウェア・エニックス)…『ファイナルファンタジーXII』(PlayStation 2)、『マリオバスケ 3on3』(ニンテンドーDS)
- 上原和彦(コナミデジタルエンタテインメント)…『実況パワフルプロ野球シリーズ』などのパワプロプロダクションの作品。