矢作川橋梁 (名鉄名古屋本線)
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矢作川橋梁(やはぎがわきょうりょう)は、愛知県岡崎市の矢作川に架かる名古屋鉄道(名鉄)名古屋本線の橋梁である。現在の橋梁は2代目である。
概要
かつて、名古屋鉄道(名鉄)には「矢作川橋梁」の名の橋梁が4箇所存在していたが、現存するのは本項の名古屋本線の矢作川橋梁のみである[1][2][3]。
初代の矢作川橋梁は、名古屋鉄道(名鉄)の前身である愛知電気鉄道の岡崎線の橋梁として、1923年(大正12年)8月8日、西岡崎 - 東岡崎間開業時に供用開始された。老朽化などにより架け替えられ、1971年(昭和46年)に現在の橋梁が完成する。
2009年(平成21年)現在、名古屋鉄道(名鉄)の橋梁としては3番目の長さである[4]。
現在の橋梁は上下線の間隔が広く取られているため、橋梁付近の名古屋本線は、上り線は直線だが下り線は下流側へ緩いS字カーブを描いて張り出している。
各データ
その他
名古屋鉄道(名鉄)西尾線の矢作川に架かる橋梁は、米津橋梁という。
脚注
- ^ 三河線矢作川橋梁(枝下 - 三河広瀬 )。2001年(平成13年)4月1日廃止。
- ^ 三河線矢作川橋梁(三河旭 - 中畑 全長405.5m )。2001年(平成13年)4月1日廃止。
- ^ 挙母線矢作川橋梁(渡刈 - 細川 全長346.1m)。1972年(昭和47年)7月の集中豪雨で橋脚が破損し、約1ヶ月不通。復旧後も15km/hの速度制限。1973年(昭和48年)3月4日廃止。
- ^ 1位は空港線の中部国際空港連絡鉄道橋。2位は名古屋本線の木曽川橋梁。
座標: 北緯34度57分26.0秒 東経137度8分54.0秒 / 北緯34.957222度 東経137.148333度