ミズニラ属
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(ミズニラ科から転送)
ミズニラ属 | |||||||||||||||||||||
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分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Isoetes L. | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
ミズニラ属 | |||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||
Quillworts | |||||||||||||||||||||
種 | |||||||||||||||||||||
本文参照 |
ミズニラ属(ミズニラぞく、学名:Isoetes、Isoëtes)は、ヒカゲノカズラ植物門に分類される属。ミズニラ目、ミズニラ科に含まれる唯一の属(1目1科1属)。ミズニラ類と総称されることもある。また、水生シダ類に含まれることもある。
概要
[編集]ミズニラ属の種は、水田や湖沼に生息する沈水植物、または湿生植物である。多年生植物で、ニラのような線形葉を基部から叢生する。葉の長さは種や環境によって異なり、2 -100cmと幅がある。葉の基部に胞子嚢を持つ。
種
[編集]分類によっても異なるが、ミズニラ属の種は世界中に64 - 400種がいるとされる[1]。また雑種をつくることもある。
日本には、4種(変種、雑種除く)が分布する[1]。その他いくつかの帰化種が生育する[2]。
- ヒメミズニラ(エゾミズニラ) I. asiatica - 日本に分布。絶滅危惧種。
- タンナミズニラ I. hallasanensis - 日本国外産。
- ミズニラ I. japonica - 日本に分布。絶滅危惧種。
- サイシュウミズニラ I. jejuensis - 日本国外産。
- ミズニラモドキ I. pseudojaponica - 日本に分布。
- ミチノクミズニラ I. x michinokuana - 日本に分布。ミズニラとミズニラモドキの雑種。
- シナミズニラ I. sinensis - 日本に分布。
- オオバシナミズニラ I. sinensis var. coreana - 日本に分布。シナミズニラの変種。絶滅危惧種。
- タイワンミズニラ - I. taiwanensis - 日本国外産。
利用
[編集]ミズニラ属の各種は、アクアリウムで利用されることがある。
脚注
[編集]- ^ a b M. Takamiya etc.(1998)「Biosystematic Studies on the Genus Isoetes (Isoetaceae) in Japan. IV. : Morphology and Anatomy of Sporophytes, Phytogeography and Taxonomy」Acta phytotaxonomica et geobotanica 48 (2) pp.89-121
- ^ 倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList、2013年3月20日) Archived 2012年6月15日, at the Wayback Machine.