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オダイバ!!超次元音楽祭

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オダイバ!!超次元音楽祭
BEYOND THE DIMENSION MUSIC FESTIVAL
別名 超次元音楽祭
ジャンル 音楽番組
特別番組
企画 浜崎綾
構成 ゆーやん
演出 浜崎綾(プロデュース兼務)
司会者 バナナマン
ナレーター 杉田智和
アナウンサー 三上真奈(フジテレビアナウンサー)
製作
制作統括 太田一平
プロデューサー 後藤夏美
中村峰子
相良和矢
製作 フジテレビジョン
放送
放送国・地域日本の旗 日本
第1回
エンディング藍井エイル「IGNITE」(地上波版)
放送期間2020年1月3日
放送時間0:50 - 2:50
放送分120分
回数1
2020無観客でも心はひとつ!!編
エンディングSparQlew「SparQling Nova」(完全版)
放送期間2020年10月7日
放送時間0:25 - 1:55
放送分90分
回数1
ヨコハマからハッピーバレンタインフェス2021
放送期間2021年3月21日
放送時間1:45 - 3:15
放送分90分
回数1
Z世代のスター大集合SP
放送期間2021年8月16日
放送時間0:30 - 1:25
放送分55分
回数1
ヨコハマからハッピーバレンタインフェス2022
放送期間2022年3月20日
放送時間1:45 - 2:55
放送分70分
回数1
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オダイバ!!超次元音楽祭(おだいば ちょうじげんおんがくさい、: BEYOND THE DIMENSION MUSIC FESTIVAL)は、フジテレビで放送されているアニメソング音楽番組

概要

2次元・2.5次元コンテンツに焦点を当てて[1]、これまでの地上波番組では実現し得なかった音楽祭を「次元を超えて」展開する[2]。『FNS歌謡祭』の制作チームが制作にあたり、アニメやゲームなどの2次元コンテンツや2.5次元コンテンツで人気を集めるアーティストを集結させ、最新エンタメ情報とともにバナナマン司会のゲストトークとライブパートで魅力を深掘りする構成とした[3]。CS放送フジテレビTWOでは、地上波未放送のトークやバックステージ映像を加えた完全版を放送する。

企画・演出の浜崎綾は、地上波音楽番組の出演者の入れ替わりが少なく行き詰まりを感じる中で、以前から趣味として好んでいた歌唱力や音楽性の高いアニメソングのアーティストを出演させることを考案し、「FNS歌謡祭」での水樹奈々とさだまさしの共演歌唱を皮切りに『MUSIC FAIR』や『FNS歌謡祭』を通じアニメソングアーティストとの信頼関係を構築する[4]。その後2018年春より2019年春の放送を目標にアニメソング音楽祭番組の制作準備に着手し当初編成部門や管理職には受けが悪い状況ながらも社内調整を行い、その後子持ちの社員の子どもからの好評やアニメソングの熱量を知る社員が各部署にいた事もあって理解が広がり番組実現に至った[4]

放送枠は限られた人選とならぬよう2時間枠を確保し、番組構成は知らない視聴者でも引っかかるポイントが有るような演出とし、プロフィールも丁寧に紹介しつつ声優のタレント性を引き出しライブパートでは定番曲を揃え「アニソンに詳しくない人にとってのいい"見本市"」のような番組を意識した[4]

MCの人選についてはアニメソング好きのタレントを起用した場合に初心者にわからない部分が飛ばされてしまう事を危惧し、アニメソングに詳しくなくともアーティストへのリスペクトやゲストの良さを引き出せるタレントとしてバナナマンが起用された[4]。また第2回を除き三上真奈アナウンサーもアシスタントとして出演。

第1回

スタジオセットは360度を観客に囲まれる形で観客のコールやサイリウムの光も放送に乗せてアニメソングライブの空気感を届ける形とし、「FNS歌謡祭」同様盛り上がりを維持するため観客の入れ替わりも細かくされ、出演アーティストがやりづらさを感じないよう全てにおいて魅力を届けることを大事にした[4]

放送時間
  • フジテレビ(関東ローカル):2020年1月3日 0:50 - 2:50(1月2日深夜)
  • フジテレビNEXT:1月24日 22:00 - 25日 1:00(完全版)
  • BSフジ:3月1日 1:00 - 3:00(2月29日深夜・地上波版)
  • フジテレビTWO:3月12日 19:00 - 22:00(完全版)
ゲスト
セットリスト・放送内容

第2回

第1回放送の際にTwitterにて13万件のツイートが発信されるなど反響の大きさを鑑み、2020年10月には第2回「2020無観客でも心はひとつ!!編」を放送[5]。タイトルの通り、第1回とは異なり非公開形式の収録となったが、視聴者にライブ感を与えるべく双方向企画として「あなたのスマホがペンライトに!!放送を観ながら自宅でライブのように盛り上がろう!!」も企画され、スマートフォンをペンライト代わりに発光させる特設ページを設けて視聴者に振らせライブパート時に発光色が変化したりTwitterの番組ハッシュタグ「#超次元音楽祭」に寄せられたツイート数に応じて特別なエフェクトが発動する趣向とした[6]

放送時間
  • フジテレビ(関東ローカル):2020年10月7日 0:25 - 2:05(10月6日深夜)
当初は2020年10月7日 0:25 - 1:55を予定、面白いシーンが多くなった為延長となった。
  • フジテレビTWO:2020年10月10日 21:00 - 23:00(完全版)
  • BSフジ:2021年2月7日 1:00 - 2:40(2月6日深夜・地上波版)
ゲスト

第3回

「ヨコハマからハッピーバレンタインフェス2021編」と題してぴあアリーナMMにて初のリアルイベントとしてアリーナライブ形式での公開収録を実施、「PIA LIVE STREAM」を用いてインターネットでの有料生配信を行なった。また、ダイジェスト・ディレクターズカット版を後日テレビ放送した。

公演時間
  • DAY1:2021年2月13日 15:30 - 20:00
  • DAY2:2月14日 15:30 - 19:40
当初は両日とも16:00からを予定していたが、新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく、緊急事態宣言の再発令により前倒しとなった。
放送時間
  • フジテレビ(関東ローカル・ダイジェスト):3月21日 1:45 - 3:15
  • フジテレビTWO(ディレクターズカット版):3月21日 21:00 - 22:30(DAY1)・22:30 - 24:00(DAY2)
  • BSフジ:8月1日 1:00 - 2:30(7月31日深夜・地上波版)
ゲスト

第4回

「Z世代のスター大集合SP」と題して、第2回同様に非公開形式のスタジオ収録となっている。この回は『Love music』の差し替え扱いとなるため、概ね同番組に準じて地上波の地方系列局でも放送された。

放送時間
  • フジテレビ(下記6局とテレビ大分[注 5]を除いた21局ネット):2021年8月16日 0:30 - 1:25(8月15日深夜)
  • フジテレビTWO:8月20日 22:00 - 23:30
ゲスト

第5回

「ヨコハマからハッピーバレンタインフェス2022」として前年に引き続いてぴあアリーナMMでのライブを開催。日本コカ・コーラのスマートフォンアプリ「Coke On」が協賛し、同アプリ内で出演歌手によるトーク企画動画やチケットプレゼントを実施した。

  • 公演時間
  • DAY1:2022年2月12日 16:00 - 20:00
  • DAY2:2月13日 16:00 - 20:00
放送時間
  • フジテレビ(関東ローカル・ダイジェスト):3月20日 1:45 - 2:55
  • フジテレビTWO(ディレクターズカット版):3月27日 21:00 - 22:30(DAY1)・22:30 - 24:00(DAY2)
ゲスト

第6回

「有観客ライブ復活SP」と題し、スタジオ収録としては第1回以来2年9ヶ月ぶりの有観客収録を実施。第4回同様に『Love music』の差し替え扱いとなるが、同番組のネット局でも編成の都合上ネットを見送った局もあった。

放送時間
ゲスト

スタッフ

第2回時点
  • ナレーション:杉田智和
  • 構成:ゆーやん
  • TD:米山和孝(第1回はSW兼任)
  • SW:長尾康平、前田正道
  • CAM:片野裕史(第1回 - )、田辺絢一
  • 音声:太田宗孝(第1回 - )、唐渡健夫、杉本雄亮、篠原佑季
  • PA:溝口賢蔵(第1回 - )
  • 照明:森崎靖歴(第1回 - )、堀江泰輔
  • 美術プロデューサー:三竹寛典(第1回 - )
  • 美術デザイン:鈴木賢太(第1回 - )、西出光豊
  • アートコーディネーター:西嶋友里(第1回 - )
  • 大道具:浅見大(第1回 - )、井田正也
  • アクリル装飾:斉藤祐介(第1回 - )
  • アートフレーム:坂脇伸吾(第1回 - )
  • ファイバーワーク:西村怜子
  • 電飾:後藤佑介・浅野辰也(第1回 - )、白鳥雄一
  • CG:岩瀬直孝(第1回 - )
  • 植木装飾:後藤健
  • 視覚効果:倉谷美奈絵(第1回 - )
  • メイク:山田かつら(第1回 - )
  • 編集:山口香織(第1回 - )
  • MA:片桐麻莉子(第1回 - )
  • ペイント:吉澤真純(第1回 - )
  • イラスト:UMA
  • 音響効果:大平拓也・野呂楓子(第1回 - )
  • TK:平野美紀子(第1回 - )
  • デスク:鈴木桂子(第1回 - )
  • 編成プロデュース:岡本栄史(第1回・第2回完全版)
  • 編成:長嶋大介(第1回 - )
  • 技術協力:fmt共同テレビ・サンフォニックス・田中電設・ピーシーライツ・東京TUBE・4-Legs(第1回 - )
  • 美術協力:フジアールチトセアートナカムラ綜美・エスケイシステム・テルミック(第1回 - )、興進電化、野沢園、東京特殊効果
  • 制作協力:IMAGICA(第1回 - )、クリーク・アンド・リバー社
  • 衣装協力:[Milok]、Viaggio Blu、ABISTE
  • 制作進行:相場優衣子
  • FD:古田萌
  • ディレクター:島田和正(第1回 - )、黒岩栄治(第1回 - )、樋川優美
  • プロデューサー(第1回 - ):後藤夏美、中村峰子、相良和矢
  • プロデュース・演出:浜崎綾(第1回 - )
  • 制作協力:フジテレビ
過去

脚注

注釈

  1. ^ a b 放送時に素顔の映らないカメラワーク・照明演出を施したうえで歌唱。
  2. ^ 「アニソンの秘密を徹底解剖」「アニソン独特のルール・あるある」パートにて解説者として出演。
  3. ^ 放送時のテロップでは「ミュージカル『刀剣乱舞』刀剣男士」の曲名を表示。
  4. ^ 下野紘とのゲストトークにてエクササイズ特別講師として出演。
  5. ^ 元からの『Love music』非ネット局。
  6. ^ 通常の『Love music』は同時ネットであるが、この日は当該時間帯で『いいすぽ!特別編 eSports2.0新時代の幕開けスペシャル!!』を遅れネット(フジテレビや大半の系列局では8月14日の0:55に放送するが、当該時間帯の自社制作番組の通常放送を優先したことに伴う措置)。その分繰り下げて放送となる。
  7. ^ 通常の『Love music』は同時ネットであるが、当該時間帯に自社制作番組を編成したことに伴う措置。
  8. ^ 3DCGバーチャル映像で出演。

ユニットメンバー

  1. ^ a b 高海千歌(伊波杏樹)、桜内梨子(逢田梨香子)、松浦果南(諏訪ななか)、黒澤ダイヤ(小宮有紗)、渡辺曜(斉藤朱夏)、津島善子(小林愛香)、国木田花丸(高槻かなこ)、小原鞠莉(鈴木愛奈)、黒澤ルビィ(降幡愛
  2. ^ 鶴丸国永(岡宮来夢)、加州清光(佐藤流司)、大和守安定(鳥越裕貴)、和泉守兼定(有澤樟太郎)、蜂須賀虎徹(高橋健介)、長曽根虎徹(伊万里有
  3. ^ a b 湊友希那(相羽あいな)、氷川紗夜(工藤晴香)、今井リサ(中島由貴)、宇田川あこ(櫻川めぐ)、白金燐子(志崎樺音
  4. ^ 天﨑滉平荒牧慶彦小澤廉木村昴高野洸橋本祥平山谷祥生
  5. ^ 木原瑠生、森瞬太、遠藤大斗、矢代卓也、大平一心、小松笙、保土原壱成、澤田優、三浦大輝による特別編成。
  6. ^ a b 戸山香澄(愛美)、花園たえ(大塚紗英)、牛込りみ(西本りみ)、山吹沙綾(大橋彩香)、市ヶ谷有咲(伊藤彩沙
  7. ^ a b 小狐丸(北園涼)、今剣(大平峻也)、和泉守兼定(有澤樟太郎)、堀川国広(阪本奨悟)、長曽根虎徹(伊万里有)、蜻蛉切(spi)、陸奥守吉行(田村心)、巴形薙刀(丘山晴己)、明石国行(仲田博喜) 、鶴丸国永(岡宮来夢)、篭手切江(田村升吾)
  8. ^ Buster Bros!!!(山田一郎(高野洸)・山田二郎(松田昇大)・山田三郎(秋嶋隆斗))、MAD TRIGGER CREW(碧棺左馬刻(阿部顕嵐)・入間銃兎(水江建太)・毒島メイソン理鶯(バーンズ勇気))、Fling Posse(飴村乱数(世古口凌)・夢野幻太郎(前山剛久)・有栖川帝統(滝澤 諒))、麻天狼(神宮寺寂雷(鮎川太陽)・伊弉冉一二三(荒木宏文)・観音坂独歩(宮城紘大)、どついたれ本舗(白膠木簓(荒牧慶彦)・躑躅森盧笙(里中将道)・天谷奴零(東山義久)、Bad Ass Temple(波羅夷空却(廣野凌大)・四十物十四(加藤大悟)・天国獄(青柳塁斗)、バックダンサー「D.D.B」(Toyotaka・RYO・gash!・SHINSUKE・HILOMU・Dolton・KENTA・GeN・KIMUTAKU)
  9. ^ a b 澁谷かのん(伊達さゆり)、唐可可(Liyuu)、嵐千砂都(岬なこ)、平安名すみれ(ペイトン尚未)、葉月恋(青山なぎさ
  10. ^ ナリタブライアン(衣川里佳)、アドマイヤベガ(咲々木瞳)、カレンチャン(篠原侑)、メジロライアン(土師亜文)、テイエムオペラオー(徳井青空)、ミホノブルボン(長谷川育美)、フジキセキ(松井恵理子)、ダイタクヘリオス(山根綺)
  11. ^ 澁谷かのん(伊達さゆり)、唐可可(Liyuu)、嵐千砂都(岬なこ)、平安名すみれ(ペイトン尚未)、葉月恋(青山なぎさ)、桜小路きな子(鈴原希実)、米女メイ(薮島朱音)、若菜四季(大熊和奏)、鬼塚夏美(絵森彩

出典

外部リンク