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ショアハム級スループ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ショアハム級スループ
基本情報
種別 スループ
運用者  イギリス海軍
就役期間 1931年 - 1968年
前級 ヘイスティングス級
次級 グリムスビー級
要目
基準排水量 1,105トン (後期型1,060トン)
満載排水量 1,590トン (後期型1,515トン)
全長 85.75 m
最大幅 10.67 m
深さ 3.38 m
吃水 3.20 m
ボイラー 水管ボイラー×2缶
主機 蒸気タービン
推進器 スクリュープロペラ×2軸
出力 2,000馬力
速力 16.5ノット
燃料 重油287~358トン
乗員 100名
兵装45口径10.2cm単装砲×2基
40口径4.7cm砲×4門
 →70口径20mm機銃×6門
爆雷×15→90発
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ショアハム級スループ英語: Shoreham-class sloop)は、イギリス海軍スループの艦級[1]

設計

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先行するブリッジウォーター級をもとに、船体を延長した改良型である。ボイラーはアドミラルティ式3胴型水管ボイラー、タービンはパーソンズ式オール・ギヤード・タービンと、機関は同級に準じた構成であり、出力も同じく2,000馬力である[1]

兵装面でもブリッジウォーター級の構成が踏襲されており、艦砲は45口径10.2cm単装砲(QF 4インチ砲Mk.V)を艦首尾に1基ずつ配するが、うち1基は当初から高角砲とされ、また後にもう1基も同様に改修された。副砲として40口径4.7cm砲(ホッチキス QF 3ポンド砲)を備えていたが、これは第二次世界大戦中に撤去され、ネームシップでは39口径40mm機銃(QF 2ポンド砲Mk.II)と70口径20mm機銃3門、その他の艦では70口径20mm機銃6門が搭載された[1]

この際に、爆雷の搭載数も15発から40発、最終的には90発に増備された。また「フォウェイ」ではヘッジホッグ対潜迫撃砲も搭載された[1]

同型艦一覧表

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計画年度 艦名 造船所 進水 その後
1929年 バイドフォード
HMS Bideford
デヴォンポート 1931年4月1日 1949年除籍
フォウェイ
HMS Fowey
1930年11月4日 1946年売却
ショアハム
HMS Shoreham
チャタム 1930年11月22日 1946年売却
ロチェスター
HMS Rochester
1931年7月16日 1951年除籍
1930年 ダンディー
HMS Dundee
1932年9月20日 1940年9月15日戦没
ファルマス
HMS Falmouth
デヴォンポート 1932年4月19日 1968年除籍
ミルフォード
HMS Milford
1932年6月11日 1949年除籍
ウェストン
HMS Weston
1932年7月23日 1947年除籍

参考文献

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  1. ^ a b c d Roger Chesneau, Robert Gardiner (1980). Conway's All the World's Fighting Ships 1922-1946. Naval Institute Press. p. 56. ISBN 978-0870219139 

外部リンク

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