甘南備 継成(かんなび の つぐなり)は、奈良時代の貴族。姓は真人。官位は従五位下・伊賀守。
桓武朝の延暦4年(785年)正月に従五位下に叙爵された甘南備継人は同一人か。同年7月に右京亮に任じられるが、延暦6年(787年)伊賀守として地方官に転じた。『日本後紀』の巻の散逸もあり、以後の経歴は不明である。
『続日本紀』による。