角替和枝
つのがえ かずえ 角替 和枝 | |
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本名 |
柄本 和枝(えもと かずえ) (旧姓:角替) |
生年月日 | 1954年10月21日 |
没年月日 | 2018年10月27日(64歳没) |
出身地 | 日本・静岡県庵原郡富士川町 |
死没地 | 日本・東京都[1] |
身長 | 160 cm |
血液型 | O型 |
職業 | 女優 |
ジャンル | テレビ・映画 |
活動期間 | 1979年 - 2018年 |
配偶者 | 柄本明(1981年 - 2018年) |
著名な家族 |
柄本佑(長男) 柄本時生(次男) |
所属劇団 | 東京乾電池 |
事務所 | ノックアウト |
公式サイト | [1] |
主な作品 | |
バラエティ 『コメディー道中でござる』 | |
備考 | |
体重45kg[要出典] |
角替 和枝(つのがえ かずえ、1954年〈昭和29年〉10月21日[2] - 2018年〈平成30年〉10月27日[1])は、日本の女優。本名は柄本 和枝(えもと かずえ)、旧姓は角替[3]。
静岡県富士市出身(庵原郡富士川町出生)[3]。劇団東京乾電池所属。最終の所属事務所はノックアウト。夫は俳優の柄本明、子供のうち長男の柄本佑、次男の柄本時生は俳優で、他に長女(第一子)がいる。
来歴・人物
静岡県立吉原高等学校卒業。高校生時代から部活動は演劇部[3]。内田栄一と金子正次の劇団東京ザットマンの立ち上げに参加し、芝居を始めた後[2]、駒澤大学入学と同時に[3]つかこうへい事務所に所属し、劇団「暫」に参加[3]。大学卒業の年に東京乾電池に所属[3]。『コメディー道中でござる』、NHK朝の連続テレビ小説『ハイカラさん』や『おひさま』[注釈 1]等に出演し認知度を上げていく。その後も名バイプレーヤーとして人気を博し数多くの作品に出演。
1981年、26歳のときに東京乾電池座長の柄本明と結婚[3][4]。子は俳優として活動する佑、時生と第一子である長女(かのこ・映画関連に従事)。家族からは「和枝ちゃん」と呼ばれている[5]。夫のことは「えもっちゃん」と呼んでいる[6]。
自他共に認めるゲーマー。佑によれば、怒ると「マリオやゼルダから何を学んだんだ!」とゲームを引き合いにしたり、『クラッシュバンディクー』にハマり過ぎて手を疲労骨折したが、手を固定しながらもやり続けた[7]。
かつてはキャラクターショーにも出演しており、『アルプスの少女ハイジ』ショーのペーター役が神業と評され、様々なショーにペーター役で呼ばれていた[2]。
2016年よりシニア向けの演劇ワークショップ「和枝さんのお芝居入門」を主宰する。
原発不明がんによる約1年間の闘病生活を経て、2018年10月27日午前6時27分に東京都内の自宅で死去。64歳没。通夜、葬儀は密葬で営まれた[1]。
出演
テレビドラマ
NHK総合
- 御宿かわせみ「初春の客」(1981年)
- 連続テレビ小説
- シャツの店(1986年) - 越野清子
- 遠い親戚 近くの他人?(1999年)
- 茂七の事件簿 新ふしぎ草紙(2002年) - おたか
- 楽園のつくりかた(2003年) - 杉本先生
- 大河ドラマ・武蔵 MUSASHI(2003年) - やす
- 女神の恋(2003年) - 末松吉子の母
- 慶次郎縁側日記(2006年) - おきょう
- てのひらのメモ(2010年) - 石浜加根子
- 恋するキムチ(2011年) - 刈谷正枝
- 本日は大安なり(2012年) - 十倉和子
- 実験刑事トトリ(2012年) - 佐々木信子
- 水族館ガール(2016年) - ラブホテルのおばちゃん
- 舞え!KAGURA姫(2016年) - 児玉マチ子
- 夏目漱石の妻(2016年) - 婆や・たか
- 荒神(2018年) - 多江[8]
- 透明なゆりかご(2018年) - 神村千代
日本テレビ
- 奇跡の人(1998年)
- P.A.(1999年) - 町田環
- 明日があるさ(2001年)
- 夜逃げ屋本舗(2003年) - 岸本幸子
- 黄金の豚-会計検査庁 特別調査課-(2010年) - 池之端須麻子
- マネーの天使〜あなたのお金、取り戻します!〜(2016年) - 近石みゆき
- 火曜サスペンス劇場
- 救急指定病院(1992 - 1999年) - 青木菖子
- だます女だまされる女(2001 - 2006年) - 須藤敏子
- 松本清張スペシャル・事故(2002年) - 高田真弓
- 緊急救命病院(2003 - 2005年) - 滝沢邦子
- ドラマ・コンプレックス
- ウィルスパニック2006夏〜街は感染した〜(2006年) - 中村和子
- 女検事・霞夕子(2006年) - 冨田朱実
TBS
- 青春泥棒・徹と由紀子(1984年) - 徳田法子
- 芸能社会(1990年)
- 結婚したい男たち(1991年) - 鯨岡和江
- 天使のように生きてみたい(1992年) - 堀江和美
- 天国からもういちど(1993年)
- ボクの就職(1994年)
- ぽっかぽか(1994 - 1996年) - 園長先生
- 先生知らないの?(1998年) - 宗方正子
- 魔女の条件(1999年) - 下田主任
- やんパパ(2002年)
- 年下の男(2003年)- 銀座弁当従業員 役
- 虹のかなた(2004年) - 松村栄子
- 涙そうそう この愛に生きて(2005年) - 村上蕗子
- 温泉へGo!(2008年) - 西野恵子
- オーバー30(2009年) - 蛯原珠子
- となりの芝生(2009年) - 花田あき
- 水戸黄門 第42部 第14話「命を張った弥七の度胸 -松江-」(2011年) - 藤乃
- MONSTERS(2012年) - 内田和枝
- Dr.DMAT(2014年) - 桐谷珠代
- 月曜ミステリー劇場
- 弁護士 朝吹里矢子1(2002年) - 家政婦・岡田
- 万引きGメン・二階堂雪(2003年) - 小島一枝
- カードGメン・小早川茜(2003年) - 内村輝子
- 外科医さやかの執刀事件簿(2003年) - 飯島洋子
- 月曜ゴールデン
- おふくろ先生のゆうばり診療日記(2008年) - 中沢たえ
- 税務調査官・窓際太郎の事件簿19(2009年) - 野崎和江
- おんな風来マジシャン・マリコの殺人事件簿(2010年) - 花岡喜子
- 刑事シュート しゅうと&ムコの事件日誌2(2010年) - 河瀬ゆり
- ヤメ判 新堂謙介 殺しの事件簿3(2014年) - 松野文江
- 新・世直し公務員ザ・公証人12(2015年) - 鈴木寿々子
- 警視庁機動捜査隊216V(2015年) - 竹山和子
- 月曜名作劇場
- はぐれ署長の殺人急行1(2016年) - 岩井絹江
フジテレビ
- 世にも奇妙な物語
- ハイ・ヌーン(1992年) - 蓉子
- 金曜女のドラマスペシャル
- はるちゃん・待ちくたびれた女(1987年)
- いまどきの姑(1987年)
- あぶない女たち(1990年)
- サスペンス・明日の13章「灰色の記念碑」(1993年)
- ボクたちのドラマシリーズ
- 白鳥麗子でございます!(1993年)
- 金曜エンタテイメント
- 腕まくり看護婦物語(1993 - 2000年) - 中館昌枝
- 妊娠ですよ(1994年) - 岡村由美
- 指輪 (小説)(1995年) - 里中範子
- 救命病棟24時(1999年)
- 学校の怪談(2000年) - 大家
- 嵐がくれたもの(2009年) - 神崎静子
- モメる門には福きたる(2013年) - 川崎信子
- スターマン・この星の恋(2013年) - 古女房
- リーガルハイ(2013年) - 赤松鈴子
- 残念な夫。(2015年) - 牧田京子
- イタズラなKiss2〜Love in TOKYO(2015年) - 吉田トヨ
- 南くんの恋人〜my little lover(2015年) - 南登美子
- 金曜プレミアム 「新・京都殺人案内」 (2018年) - 茜 役
- いつまでも白い羽根(2018年) - 岩谷ゆり子
- 金曜プレミアム 「船越英一郎殺人事件」(2018年) - 市川悦子
テレビ朝日
- 土曜ワイド劇場
- ドクVSデカ(2004年) - 塩原珠代
- 渡り番頭・鏡善太郎の推理(2005年) - 黒木百合江
- タクシードライバーの推理日誌(2007年) - 木村昌江
- 刑事・野呂盆六(2008年) - 桾原双葉
- 森村誠一の終着駅シリーズ(2009年) - 大谷圭子
- 弁護士・森江春策の事件(2009年 - ) - 町田澄代
- 大空港'92(1992年) - 磯部麗子
- レッスンC(1993年) - 村上信一の母
- 仮面ライダー龍騎(2002年) - 神崎沙奈子
- PS -羅生門-(2006年) - 森角喜代子
- 警視庁捜査一課9係(2006年) - 奥津朝子
- おみやさん(2006年) - 鈴木たえ
- 京都地検の女(2007年) - 末松加寿子
- 科捜研の女(2008年) - 折口昭子
- メイド刑事(2009年) - 神保由乃
- 忠臣蔵〜その男、大石内蔵助(2010年) - おまき
- 最強のふたり〜京都府警 特別捜査班〜(2015年) - 玉井加寿代
- 黒の斜面(2016年) - 柏木絹代
テレビ東京
- 水曜ミステリー9
- 捜査検事・近松茂道(2003年) - 高杉彩子
- 女かけこみ寺 刑事・大石水穂(2008年 - ) - 梅松タケ子
- あぶない少年III(1988年)
- 牙狼-GARO-スペシャル 白夜の魔獣(2006年) - 我雷法師
- 復讐するは我にあり(2007年) - 青木美佐子
- 孤独のグルメ(2013年) - 「山源」のお母さん
- 太鼓持ちの達人〜正しい××のほめ方〜(2015年) - 新津間修子
- 僕らプレイボーイズ 熟年探偵社(2015年) - 吉崎仁美
- 侠飯〜おとこめし〜(2016年) - 酢田静香[9]
BSフジ
- BARレモン・ハート SEASON2 第12話(2016年6月20日) - 亀代
WOWOW
- なぜ君は絶望と闘えたのか(2010年) - 町田早苗
- 誤断(2015年) - 山口登喜子
- 稲垣家の喪主 (2017年) - 稲垣千枝
UHF
- 幼獣マメシバ(2009年) - 芝富子
映画
- ヒポクラテスたち(1980年) - 吉川直子
- 異人たちとの夏(1988年) - 仲居
- 北京的西瓜(1989年)
- 良いおっぱい悪いおっぱい(1990年) - 今川町子
- 打鐘(1993年)
- 居酒屋ゆうれい(1994年) - ちづる
- 東京兄妹(1995年) - 和菓子屋の女将
- 時の輝き(1995年) - 来島看護師
- ガメラ2 レギオン襲来 (1996年) - 穂波碧の母
- 学校III(1998年)
- 緑の街(1997年) - 松井
- 虹をつかむ男(1997年) - 平山綾
- ひみつの花園(1997年) - 鈴木富子
- 大怪獣東京に現わる(1998年) - 森永伸子
- GTO(1999年) - 市川政美
- 無問題(1999年)
- アドレナリンドライブ(1999年) - 婦長
- ジュブナイル(2000年) - 駄菓子屋のおばさん
- リング0 バースデイ(2000年) - 須藤教諭
- ざわざわ下北沢(2000年) - 造形作家の妻
- 折り梅(2001年)
- ウォーターボーイズ(2001年) - 和菓子屋の女将
- 群青の夜の羽毛布(2002年)
- AIKI(2002年) - 清掃のおばちゃん
- 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL(2002年) - 神崎沙奈子
- 明日があるさ THE MOVIE(2002年) - 陶器屋女将
- 黄昏流星群 同窓会星団(2002年) - 看護婦長
- 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト(2003年) - 八百屋 ※友情出演
- さよなら、クロ(2003年) - 神戸孝二の母
- Laundry(2002年) - 写真おばさん
- 油断大敵(2003年) - 工藤和代
- ドラッグストア・ガール(2004年) - ホステス
- ウイニング・パス(2004年) - 小林智子
- 理由(2004年) - 皆川康子
- 風のダドゥ(2006年)
- あかね空(2006年) - おみつ
- マリと子犬の物語(2007年) - 本間早苗
- イキガミ(2008年) - 園長先生
- 世界で一番美しい夜(2008年)
- 石内尋常高等小学校 花は散れども(2008年) - 尾形芳枝
- MW(2009年) - 川村夫人
- 釣りバカ日誌20 ファイナル(2009年) - 久保弘恵
- ワカラナイ(2009年)
- この手のひらほどの倖せ(2010年) - 本条恭子
- 誘拐ラプソディー(2010年) - 「斉藤工務店」のおかみさん
- 脇役物語(2010年)
- ランニング・オン・エンプティ(2010年) - ヒデジの母
- 学校をつくろう(2011年) - 相馬幾田
- デンデラ (小説)(2011年) - 桂川マクラ
- この空の花(2012年)
- マメシバ一郎3D(2012年) - 芝富子
- マメシバ一郎 フーテンの芝二郎(2013年) - 芝富子
- 100回泣くこと(2013年)
- 「また、必ず会おう」と誰もが言った。(2013年) - 柳下富江
- 飛べ!ダコタ(2013年)
- なにもこわいことはない(2013年)
- 抱きしめたい -真実の物語-(2014年) - 小柳雅己の母
- 万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-(2014年) - 江来香織
- 春を背負って(2014年)
- イン・ザ・ヒーロー(2014年)
- 0.5ミリ(2014年) - 浜田
- くちびるに歌を(2015年) - 仲村キヨ
- 牙狼〈GARO〉-GOLDSTORM- 翔(2015年) - 老婆
- トマトのしずく(2017年) - 斉藤さん
- 島々清しゃ(2017年)
- セブンティーン、北杜 夏(2017年) - 川口千恵子
- あさひなぐ(2017年) - 依田理事
- リングサイド・ストーリー(2017年)
- 犬猿(2018年)
- いつも月夜に米の飯(2018年)
- Diner ダイナー (2019年) - オオバカナコのおばあちゃん
- アルキメデスの大戦(2019年)
舞台
- サクラパパオー(2002年、パルコ劇場)
- 獅童流 森の石松(2006年)
- 宮廷女官チャングムの誓い(2007年、日生劇場)
- 秘密の花園(2009年、下北沢ザ・スズナリ(演出))
- 藤島土建(2010年、本多劇場)
- 菊次郎とさき(2012年) - 北野家の大家 役
バラエティ
CM
脚注
- 注釈
- 出典
- ^ a b c “角替和枝さん死去、がんで闘病…夫柄本明ら見守られ”. 日刊スポーツ (2018年10月28日). 2024年10月27日閲覧。
- ^ a b c 「ライダーを取り巻く人々」『東映ヒーローMAX』Vol.2、辰巳出版、2002年、51 - 52頁、ISBN 978-4886417602。
- ^ a b c d e f g 河北新報 1982年6月22日夕刊 12面「登場」コーナー
- ^ “4月13日〜4月17日の「ラジオ サロンdeくにまる」のゲストは角替和枝さん”. くにまるジャパン. ラジオ サロンdeくにまる. 文化放送 (2015年4月12日). 2018年7月30日閲覧。
- ^ 『笑っていいとも!』2011年7月15日放送分より
- ^ 注目記事 柄本明×角替和枝 - 婦人公論
- ^ “柄本佑 母・角替和枝「マリオやゼルダの諦めない心」を伝授?”. 高田文夫のラジオビバリー昼ズ (ニッポン放送). (2018年3月21日) 2018年6月2日閲覧。
- ^ “宮部みゆき原作『荒神』スペシャルドラマ化 内田有紀が出演”. ORICON NEWS (2017年5月16日). 2018年4月12日閲覧。
- ^ “16.08.05 OA 第4話 激安肉をA5ランクのステーキにする侠飯”. ドラマ24「侠飯~おとこめし~」. テレビ東京. 2024年10月27日閲覧。
外部リンク
- 角替和枝 (@kazuechin1021) - X(旧Twitter)
- 和枝さんのお芝居入門 - シニア向け演劇教室
- 和枝さんのお芝居入門ブログ
- 角替和枝 - allcinema