ブリティッシュ・エアロスペース ハリアー II(英語: British Aerospace Harrier II)は、イギリスのブリティッシュ・エアロスペース(BAe; 現BAEシステムズ)が主体となって製作した垂直/短距離離着陸機。 アメリカ合衆国のマクドネル・ダグラス(MDC; 現ボーイング)社を主体として開発されたハリアー IIを元にして、その開発にも参画していたBAe社がイギリス空軍の攻撃機として製作した派生型であり、アメリカ海兵隊のAV-8Bにほぼ相当するハリアーGR.5、ナイトアタック仕様に相当するハリアーGR.7、発展型のハリアーGR.9がある。後に、統合運用化に伴ってイギリス海軍部隊でも運用されるようになった。