『Emmy』(エミー、Emmy THE FUNNY GAME)は、1984年に工画堂スタジオが開発し、アスキーから発売されたコンピュータゲーム。工画堂スタジオが初めて市販ゲームソフトに関わった作品とされる。 続編の『EmmyII』(エミー2)も本記事で述べる。 本作は、主人公の女性、Emmyとチャットのような感覚で会話を進めるゲームソフトであり、ファニーゲームや人工知能型ゲームなどと銘打って発売された。 名前の由来は機能を模倣するという意味の "emulation" から来ており、ゲーム内容は会話が進むにつれて画面に登場するEmmyの姿勢や服装が変わっていくといったものである。システム的に見ると、入力された会話を逐次データベースとして記録し、それを後の会話に反映するという、ある程度の学習能力を持った人工無脳である。会話内容は、プリンターから出力することもできる。 解像度160×100ドット、同時発色数8色というPC-8000シリーズのスペックでのグラフィック描画や、フロッピーディスクドライブがさほど普及していない当時にディスク版専用ゲームソフトとして発売されたことも、注目された。

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  • 『Emmy』(エミー、Emmy THE FUNNY GAME)は、1984年に工画堂スタジオが開発し、アスキーから発売されたコンピュータゲーム。工画堂スタジオが初めて市販ゲームソフトに関わった作品とされる。 続編の『EmmyII』(エミー2)も本記事で述べる。 本作は、主人公の女性、Emmyとチャットのような感覚で会話を進めるゲームソフトであり、ファニーゲームや人工知能型ゲームなどと銘打って発売された。 名前の由来は機能を模倣するという意味の "emulation" から来ており、ゲーム内容は会話が進むにつれて画面に登場するEmmyの姿勢や服装が変わっていくといったものである。システム的に見ると、入力された会話を逐次データベースとして記録し、それを後の会話に反映するという、ある程度の学習能力を持った人工無脳である。会話内容は、プリンターから出力することもできる。 解像度160×100ドット、同時発色数8色というPC-8000シリーズのスペックでのグラフィック描画や、フロッピーディスクドライブがさほど普及していない当時にディスク版専用ゲームソフトとして発売されたことも、注目された。 (ja)
  • 『Emmy』(エミー、Emmy THE FUNNY GAME)は、1984年に工画堂スタジオが開発し、アスキーから発売されたコンピュータゲーム。工画堂スタジオが初めて市販ゲームソフトに関わった作品とされる。 続編の『EmmyII』(エミー2)も本記事で述べる。 本作は、主人公の女性、Emmyとチャットのような感覚で会話を進めるゲームソフトであり、ファニーゲームや人工知能型ゲームなどと銘打って発売された。 名前の由来は機能を模倣するという意味の "emulation" から来ており、ゲーム内容は会話が進むにつれて画面に登場するEmmyの姿勢や服装が変わっていくといったものである。システム的に見ると、入力された会話を逐次データベースとして記録し、それを後の会話に反映するという、ある程度の学習能力を持った人工無脳である。会話内容は、プリンターから出力することもできる。 解像度160×100ドット、同時発色数8色というPC-8000シリーズのスペックでのグラフィック描画や、フロッピーディスクドライブがさほど普及していない当時にディスク版専用ゲームソフトとして発売されたことも、注目された。 (ja)
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