『M 愛すべき人がいて』(エム あいすべきひとがいて)は、ノンフィクション作家小松成美による「事実を基にした」フィクション小説。2019年8月1日に幻冬舎から刊行された。歌手・浜崎あゆみが1990年代後半から2000年代にかけスターダムに駆け上がるまでのデビュー秘話と、デビューのきっかけをもたらしたエイベックス株式会社代表取締役会長・松浦勝人(当時専務)との出会い、大恋愛から別れまでを、2人へのインタビュー取材を元に浜崎の視点による一人称形式で赤裸々に描かれている。 出版前から話題となり、発売日である2019年8月1日のワイドショーで本書が取り上げられると衝撃的な内容が浜崎のファンを中心に反響を呼び、恋愛小説としても浜崎と同世代を中心に共感を呼んで、累計発行部数16万部の大ヒットとなった。 2020年4月よりテレビ朝日とABEMA(旧AbemaTV)との共同制作でテレビドラマ化された。