『もろびと手をとり』(もろびとてをとり、ドイツ語: Seid umschlungen, Millionen)作品443は、ヨハン・シュトラウス2世が親友であるブラームスに献呈するために作曲を始め、1892年3月27日に初演したウィンナ・ワルツ。『皇帝円舞曲』を別格として、晩年作品の中では人気の高い曲で、冒頭とエンディングの強い耽美性が特徴である。