アウリス(古希: Αὐλίς, Aulis)は、古代ギリシアの都市である。中央ギリシアのボイオティア地方東部の海岸部、エウボイア島と向かい合ったにあった港町で、近隣にバテュス・リメン港とヒュリアがあった。また古代ローマの歴史家リウィウスはカルキスから4.8キロ離れた位置にあったと述べている。アウリスは独立した都市国家に発展することはなく、紀元前378年までテーバイに属し、それ以降はに属していた。