アパメア(Apamea)またはアパメイア(Apameia、ギリシア語:Απάμεια、アラビア語: أفاميا , آفاميا , アファミヤ)はシリア北西部にある都市遺跡。オロンテス川右岸にあり、セレウコス朝の四大都市といわれる繁華な都市のひとつで、軍馬や物資などを集積する軍事都市でもあった。同じアパメアという名のほかの都市と区別するために「シリアのアパメア」(Απάμεια της Συρίας)または「オロンテス河畔のアパメア」とも呼ばれる。アパメアについてはストラボン『ゲオグラフィカ(地理誌)』(xvi. p. 752)やプトレマイオス『ゲオグラフィア(地理学)』(v. 15. § 19)などにて言及されている。