アルフォンソ・レイエス(スペイン語: Alfonso Reyes Ochoa, 1889年5月17日 - 1959年12月27日)は、メキシコの詩人、小説家、評論家、批評家、外交官。外交官としての仕事のかたわら文学研究を行う学者と知られ、さらに詩や小説も手がけ、国内だけではなく、ラテンアメリカ圏、次世代の作家たちに大きな影響を与えた。メキシコ大使としてブエノスアイレスに赴任時、若きホルヘ・ルイス・ボルヘスが教えを乞うたほどの博識家として知られ、ボルヘスは「スペイン語による書き手の中でも、最も偉大な作家」、オクタビオ・パスは「レイエスが文学の逸話を変えた」、カルロス・フエンテスは「レイエスが西洋文化のすべてをラテンアメリカの言葉に翻訳した」と評した。