エレンコ(ポルトガル語: Elenco)は、ブラジルに存在したレコード会社。アロイージオ・ヂ・オリヴェイラが1963年に設立した。1950年代後半から1960年代に巻き起こったボサノヴァ・ムーヴメントの中でも重要な役割を担ったレーベルのひとつで、「白・黒・赤」の3色で構成された、シンプルで芸術性の高いアルバム・ジャケットの数々が有名。 「所有する価値のあるレコード」というコンセプトを掲げて活動していたが、1967年にフィリップス・レコードに吸収された。