キングストン(Kingston)は、カリブ海の島国ジャマイカの首都。ジャマイカ島の南東部の湾に位置しており、キングストンの背後にはブルーマウンテン・コーヒーで有名なブルーマウンテン山脈が聳え立っている。郊外を合わせると人口が約100万人のジャマイカ最大の都市で、ビジネス関連のホテルやビルが立ち並ぶ。 レゲエの故郷としても知られており、キングストンの貧しいスラム街であるトレンチタウンでレゲエ音楽は生まれた。 1976年1月には、キングストンで開催されたIMF暫定委員会で国際通貨であるアメリカドルの変動相場制が承認された。 キングストンはニュー・キングストン(New Kingston)とダウンタウン(Down Town)の2つの地区に分かれている。 キングストンの治安はかなり悪く、首都圏の人口当たり殺人事件発生率は日本の平均の90倍に達するとして外務省は注意を呼びかけている。