ザクスピード・861 (Zakspeed 861) は、ザクスピードが1986年のF1世界選手権に投入したフォーミュラ1カー。デザイナーは。ドライバーはジョナサン・パーマーとヒューブ・ロテンガッターが起用された。チームはドイツのたばこ会社、ウエストから支援を受けたものの、資金の関係上テストドライバーを雇うことは無かった。資金不足はまたエンジンの開発にも影響した。自社製エンジンの1500/4は直列4気筒のターボエンジンで、850 bhp (634 kW; 862 PS)を発揮したが、これはグリッド上位のエンジン(ホンダ、ルノー、BMW、TAG-ポルシェ、フェラーリ)に比べてパワー不足であった。タイヤはグッドイヤーを装着した。