『ジュリエッタ』(原題:Julieta)は、2016年のスペイン映画。アリス・マンローの短編集『』に収録された短編3本に基づいている。本作を監督したペドロ・アルモドバルにとって20本目の長編監督作品であり、主人公ジュリエッタ(フリエタ)の現在をエマ・スアレスが、若い頃のジュリエッタをアドリアーナ・ウガルテが演じている。共演には、インマ・クエスタ、ダリオ・グランディネッティ、、ロッシ・デ・パルマなどがいる。 2016年4月8日にスペインで一般公開され、概して好意的な評価を得た。6月には第69回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門でプレミア上映された。9月にはスペイン映画芸術科学アカデミー (AACCE) によって、第89回アカデミー賞外国語映画賞のスペイン代表作品に選ばれた。