チェコ海賊党(チェコかいぞくとう、チェコ語: Česká pirátská strana)は、2009年に設立されたチェコ共和国の政党。略称は海賊党(Piráti)。2017年チェコ議会総選挙を経て第3政党となり、党首のが行政地域開発委員会の委員長を務めている。 綱領の焦点は、政治の透明性および民主的な意思決定への市民参加を介して国家や企業の権力から人権を保護することにあり、政治的説明責任や腐敗防止等に向けた各種法律を制定することでその公約を達成することを目指している。同党はまた親EU政党でありつつも、地方分権と権限移譲によってEU内の民主主義の赤字に対処することを目指している。 名目上は中道主義ながら、チェコ政治の中では左翼政党である。もともとは学生主導の草の根運動から結党された。