テオダハド(Theodahad, 480年?/482年? - 536年12月)は、東ゴート王国の第4代国王(在位:534年 - 536年)。イタリア語読みではテオダート(Teodato)。大王テオドリックの妹アマラフリダの息子で、テオドリックの甥にあたる。テオドリックの娘で従姉妹でもあるアマラスンタから共同統治者として指名されたが反旗を翻し、幽閉。後にアマラスンタは彼女に恨みを持つ人物によって殺害され、テオダハドは王位を独占する形となったが、彼女の庇護者を自認していた東ローマ帝国のユスティニアヌス1世に侵略の口実を与える格好となり、非業の死を遂げた。