バシレイオス2世“ブルガロクトノス”(Βασίλειος Βʹ ὁ Βουλγαροκτόνος、958年 - 1025年12月25日)は、東ローマ帝国マケドニア王朝の皇帝(在位:976年 - 1025年)。禁欲的な軍人皇帝として活躍し、第一次ブルガリア帝国などの周辺地域を征服。東ローマ帝国の最盛期を現出した。“ブルガロクトノス”は「ブルガリア人殺し」を意味する渾名。中世ギリシア語読みでは「ヴァシリオス」となる。また、バシレイオス2世の名に付随して「緋色の産室生まれ=ポルフュロゲネトス(Πορφυρογέννητος)」の号が付く場合もある。