ペルシャ式庭園は、西はスペイン・アンダルシアから、東はインドまで影響を与えた庭園の様式のことである。アルハンブラ宮殿の庭園は、ペルシャ式庭園の哲学とムーア人様式が融合したものであり、インドのタージ・マハルは、ムガル帝国時代に建設された最大規模のペルシャ式庭園である。 2011年、イラン国内の9つの庭園がUNESCOの世界遺産にシリアル・ノミネーションの形で一括して、「ペルシャ式庭園」として登録された。イラン国内の9つの庭園で構成される「ペルシャ式庭園」以前にも、インドの「フマーユーン廟」と「タージ・マハル」、パキスタンの「シャーラマール庭園」が世界遺産に登録されている。