ペール・カルム(Pehr Kalm、フィンランドでは Pietari Kalmとも、英語表記ではPeter Kalmとも、1716年3月6日 – 1779年11月16日)は、フィンランドからスウェーデンに逃れてきた両親を持つスウェーデンの博物学者、探検家である。「リンネの使徒たち」(apostles of Carl Linnaeus)と呼ばれる海外で植物を集めた、カール・フォン・リンネの弟子の重要な1人である。1747年にスウェーデン王立科学アカデミーの依頼を受けて、北アメリカに渡り、有用農産物の種子や苗を持ち帰った。北アメリカの事物に関する多くの科学的な著作を行い、その中にはナイアガラの滝についてや、周期ゼミに関する記述が含まれる。