マル生運動(マルせいうんどう)とは、1960年代から1970年代前半にかけて日本国有鉄道(国鉄)や郵政省において行われた、生産性を向上させる運動のことをいう。生産性向上運動(せいさんせいこうじょううんどう)とも呼ばれる。この運動に関係する書類には「生」の字を丸で囲んだスタンプを押したため「マル生」と呼ばれるようになった。これに対して労働組合、特に国鉄労働組合(国労)・国鉄動力車労働組合(動労)、全逓信労働組合(全逓)からは激しい反対運動が展開され「反マル生闘争」と呼ばれた。