モスコリヌス (Moschorhinus) は、古生代後期ペルム紀の約2億5900万年から約2億5200万年前にかけて生息していた単弓類の絶滅属。単弓綱 - 獣弓目 - 獣歯類 - テロケファルス亜目 - に属する。長い犬歯と幅広で分厚い鼻面を備えていた。衰退/絶滅したゴルゴノプス亜目のニッチへ入り込み、ペルム紀末から三畳紀初頭までの数百万年間では、陸上で最大級の捕食動物になった。