ヤウズ・スルタン・セリム橋(ヤウズ・スルタン・セリムきょう、トルコ語: Yavuz Sultan Selim Köprüsü)は、トルコ・イスタンブールの北側に位置しボスポラス海峡を横断する鉄道道路併用橋である。当初は、第1ボスポラス橋(7月15日殉教者の橋)、第2ボスポラス橋(ファーティフ・スルタン・メフメト橋)と並んで第3ボスポラス橋という名前であった。第1ボスポラス橋より約18.3キロメートル北方に位置する。ボスポラス海峡の黒海への出口近くに位置し、ヨーロッパ側ののとアジア側ののを結んでいる。 礎石を置く式典は2013年5月29日に開催された。2016年8月26日に開通した。 主塔の高さは322メートルあり、2012年現在、フランスのミヨー橋に次いで世界で2番目に高い主塔である。橋の幅も広く、58.4メートルある。