ヤドカリ(宿借、寄居虫)は、十脚目ヤドカリ上科 Paguroidea の中で、主として巻貝の貝殻に体を収め、貝殻を背負って生活する甲殻類を指す日本語の名称である。古語では「かみな」(転じて「かむな」「かうな」「がうな」「ごうな」など)と呼ばれていた。エビやカニと同じ十脚目だが、貝殻等に体を収めるために体型が変形している。