リス顎亜目(リスあごあもく、Sciurognathi)はネズミ目に属していた亜目である。リス亜目と言うこともあるが、系統分類でのリス亜目 Sciuromorpha を意味することもある。 門歯の付け根がと同一平面上にあるグループであり、筋肉との接合部における殻のために外側にある Hystricognathi と区別される。 ただし原始的な形質を共有する側系統であり、系統分類では認められず、現在は正式な分類群としてはあまり使われない。現在主流の分類では、リス亜目、ネズミ亜目、ヤマアラシ亜目グンディ下目に分割される。 Sciurognathi は旧来の意味の人為分類として使われ続ける一方で、ITISなどは Sciuromorpha のシノニムとしている。