リビアの国旗は、上から赤・黒・緑を横三色に配し、中央に白い三日月と星があしらわれた旗。赤は剣と力を、黒はイスラムの闘争を、緑はイスラム教の聖なる色で高潔を、それぞれ象徴する。中央の黒地に白い三日月と星の部分は、1840年に創設されたイスラム教神秘主義のサヌーシー教団を率いたサヌーシー家の旗が基になっている。 かつて1951年から1969年まで王政期時代に国旗として使用されていたものを、2011年に復活させたものである。