ルキウス・アエリウス・セイヤヌス(Lucius Aelius Seianus, 紀元前20年 – 紀元後31年10月18日)は、古代ローマの親衛隊長官。セイアヌスとも表記される。第2代ローマ皇帝ティベリウスの信頼を獲得し、権勢を誇ったが、ティベリウスがカプリ島に隠遁した後、代理として元老院を牛耳り、また皇帝一族との婚姻、対立分子の排除を図ろうとする。これが皇帝権力の脅威と見られ、ティベリウスの奸計に陥り処刑された。