久子内親王(きゅうしないしんのう)は、仁明天皇の第七皇女または第八皇女。母は従五位上・高宗女王。伊勢斎宮。 天長10年(833年)3月26日、父の仁明天皇の即位により斎宮に卜定される(賀茂斎院・高子内親王も同日卜定)。承和2年(835年)9月5日、伊勢に群行。嘉祥3年(850年)3月21日、仁明天皇の崩御により在任17年で退下。清和天皇の治世末期の貞観18年(876年)6月18日、無品のまま没した。