今上天皇(きんじょうてんのう、Emperor)は、その時々における在位中の日本の天皇を指す語。 「今」の「上(上様)」の意をもって呼ばれる「今上(きんじょう)」はそれだけでその時代における皇帝や天皇を指す語として成立したが、「天皇」と繋げれば日本独自の名称となる。「陛下(へいか)」と繋げて「今上陛下」と呼ぶ例は、大正時代から確認できる。 「今(現在)」とは、その時間に属する人が基準とする時の一点であり、どの時間に属する人かで「今上天皇」にあたる人物も異なる。存命中から「(個人名)n世」と固有名で呼ばれる諸外国の君主、また教皇との最大の違いである。 令和の時代(2019年5月1日 - )に「今上天皇」と称される人物は、第126代天皇徳仁(なるひと)。