今泉善一(いまいずみぜんいち、1911年-1985年)は日本の建築家。愛知県新城市出身。戦前期は建築運動体として知られる創宇社建築会のメンバーとして、また当時非合法化されていた日本共産党の活動家として警察に追われて地下に潜伏し、共産党の活動資金を得ようと実行した赤色ギャング事件の首謀者として、また戦後は防火帯建築の設計で知られる。小説「貧乏物語 (河上肇)」では作中で書生として登場する人物。