偽経(ぎきょう)、疑経あるいは疑偽経とは、中国や日本などにおいて、漢訳された仏典を分類し研究する際に、サンスクリット原本あるいはチベット大蔵経にない経典に対して用いられた、歴史的な用語である。中国撰述経典という用語で表現される場合もあるが、同義語である。 また、日本人による日本撰述経典の場合も敷衍して偽経ということがある。