南民戦事件(なんみんせんじけん)は、朴正煕の維新政権(第四共和国)下にあった韓国で韓国中央情報部(KCIA)が地下組織「南朝鮮民族解放戦線(南民戦)準備委員会」を摘発した事件。摘発当時は、人民革命党事件、及び民青学連事件と同じく「韓国の国家体制の転覆を狙った事件」として扱われたが、2006年以降は「韓国の民主化運動の一角」だったと韓国政府から認定されている。ただし、これについては批判もあり、南民戦に対する評価は人によって分かれている。