『夜叉ケ池』(やしゃがいけ)は、泉鏡花が1913年(大正2年)に発表した戯曲。彼が初めて著した戯曲で、『演芸倶楽部』に発表された。これを原作とする演劇等についても併せて記述する。 夜叉ヶ池の龍神伝説を題材としている。ゲアハルト・ハウプトマンの『沈鐘』(Die versunkene Glocke)が元ネタといわれている。 現行版は岩波文庫(解説澁澤龍彦)。「天守物語」を併せて収載している。